著 夏目漱石
山道を登りながら、こう考えた。
智に働けば角が立つ。
情に棹させば流される。
意地を通せば窮屈だ。
とかくに人の世は住みにくい。
そんな感じで始まる『草枕』読みました
文体は古くて読みにくいけど
その文体から滲み出る江戸ッ子気質の
粋な感じが好きなんです
あと比喩表現が面白いからニヤつく
例:主人公が床屋で頭を洗うのを断った時の事
「頭あ洗いましょか」
「頭はよそう」
「フケだけ落として置くかね」
親方は垢の溜った十本の爪を、遠慮なく、余が頭蓋骨の上に並べて、断わりもなく、前後に猛烈なる運動を開始した。この爪が、黒髪の根を一本毎に押し分けて、不毛の境を巨人の熊手が疾風の速度で通る如くに往来する。余が頭に何十万本の髪の毛が生えているか知らんが、ありとあらゆる毛がことごとく根こぎにされて、残る地面がぺた一面にミミズ腫れにふくれ上った上、余勢が地盤を通して、骨から脳味噌までシントウを感じた位激しく、親方は余の頭を掻き回した。
下品だよ漱石さん
あと夜が明けるのを、、、
見れば夜の幕はとくに切り落されて、天下は隅から隅まで明るい。
的な比喩が印象に残った
そんな感じです