布団に入ろうとした愛流に、ダァの声が降ってきた。
「ねぇ」
立ち上がってダァの視線を合わせる。
顔を見て話さないと不安になってしまうから。
「まだ俺と付き合いたいと思ってる?」
「んー・・・そりゃね。でも付き合えないならそれはそれでww 彼女という立場にこだわってない」
「うん・・・・」
少し視線を落としてダァは黙った。
その間の時間はごく僅か。
「俺と付き合ったら絶対後悔するんだって」
「しないよ」
「俺についてこれるやつなんていないし」
「ついてくもん」
「そんなこと言ってられるの今のうちだけだからー」
「そんなことない。絶対後悔しない」
後悔する、しないって話でどっちも譲らない。
だって譲れるわけがなかったから。
「付き合おうか」
たぶん、愛流は一瞬びっくりした顔をした。
「うん!」
照れたように笑いあって眠らなくちゃいけないことを思い出す。
「おいで」
ベッドに呼ぶダァの声に導かれて愛流は腕の中に潜り込んだ。
「好きだよ」
その声がいつまでも耳に残っていた。
感じる温もりが心地よかった。
君と僕の新しい関係。
曖昧な関係は終止符を打った。
奏でるのは新しいメロディ。
いつまでもいつまでも奏でよう 愛の詩を。