ブログ、すっかりご無沙汰してしまっております。申し訳ありません。始めた当初は、毎日書くぞー!と心に誓っていたのですが、自分との約束はすぐ破ります……。

 

ここ数か月本当にいろいろあって、心身共に疲れはてており、店を畳んで、ライターもやめて、愛知の実家に帰るべか、とか思うことが増えてきました。家庭菜園で自給自足できないかな、とか……。

 

今年は本当に年初からいろいろありました(まだ今年は終わっていないけど)。

突然、翔が亡くなって、1か月後に翔のことが大好きだった田目が亡くなって、その1か月後には腎臓病を患っていた愛音ちゃんが亡くなって……里親さんに譲渡したきーちゃん、マーブ、ミミちゃん(ひめちゃん)、ショコラ(ピンク)が亡くなって、保護したばかりの当麻王が病院でそのまま亡くなって……。

 

あまりにもたくさんのかわいい子たちを見送らなければならなかった今年は、本当につらい年で、心が折れるのに充分すぎるくらいでした。

外部からの心無い発言に傷つくことも多かった。でも、病気の子を内外に抱えてお金もとてつもなくかかって、金策でいつも頭がいっぱいで、自分が傷つけられることなんかすぐに忘れてしまうほどでした。お金がないと、今いる子たちの幸せを担保できないから、そっちの方が大事でした。

 

たくさんの方々に支援していただいて(ゆうちょをなかなか確認できず、気づけばゆうちょに高額のご寄付を匿名でお送りいただいていた、ということがありました。ありがとうございます。匿名ゆえにお礼がちゃんとできず。。。申し訳ありません)、なんとかやってきているわけですが(やれているといえるのか不明です)。

 

充分心は折れていたんですが、8月に、実は、水漏れ事故をおこしてしまいました。

どうも、夜中に、猫たちが蛇口をひねったようで。対策は一応はしているつもりですが、一瞬の気のゆるみで対策がおろそかになっていたタイミングに、起きてしまいました。見守りカメラを覗いたら、あるタイミングで猫たちがそわそわしながらシンク近くに集まっていったので、その時に漏れ始めたのだとわかりました。(浄水器の上に大江ちゃんが最初乗っていて、そのあと、外郎が乗っていたので、そのあたりから)

一瞬、パニックって、Xに、どうしよう!って書いたんですが、はっ!保険が下りなかったらやばい!と思って削除してしまったのでした。

建物が大変に古く、水は猫部屋に溜まるというより、駄々もれに下の美容室さんにもれてしまって、美容室さん曰く「朝来たら、店内がナイアガラの滝だった」とのことでした。

 

まずは猫部屋の水たまりをざざっと拭いて、近くに住むバイトさんに急遽きてもらって猫たちにご飯などをあげてもらって(ありがとうございました😿)、自分は大急ぎで美容室さんのお水を拭きに。ひとりで床一面のお水を拭き上げて(何回もバケツにたまった水を捨てたりしながら)、天井のお水も拭いて(上の水道はストップしたのでそれ以上は降ってこなかった)、とりあえずは歩けるようにはなったけど、お水に濡れてしまったせいで、漏電、電気がつかず、美容室さんはとても営業できる状態ではありませんでした。

 

もう顔面蒼白だけど、そんなことよりも、被害を食い止めなければという思い。まずは電気だ!と思い、お兄ちゃんやクロちゃんたちの保護依頼者さんが電気屋さんだったことを思い出し、電話。その日は法事で地方に行っていらして、すぐには駆けつけられないけれど、いろいろアドバイスを下さったうえ、翌朝来てくださることに。それで翌朝には電気が回復して、美容室さんも営業できるようになってほっと一安心。

 

でも、天井など濡れてクロスがダメになってしまった部分などを修理しないといけない。不動産会社さんも親身になって協力してくれました。そして、卒業生の藤壺・桐壺姉妹の里親さんが、めっちゃ!めっちゃ!ものすごく助けてくれました😿

 

里親さんは建築関係の出版に携わるお仕事をされていて、なおかつ、建築・内装デザインの事業もされていて、さらにはご自宅のある超有名ブランドマンションの理事として、マンション内で必要な様々な工事(漏水含む)に深く関わってきた方で、もうノウハウがすごい。語彙力。すごいしか言えない。

 

段取りを全部してくださって、丁寧な仕事をしっかりしてくださる信頼できる内装屋さんに取り次いでくださって(こういう事故の場合、いい加減な仕事をされると、あとになって、ここができていない、などもめ事の原因になるから、本当に信頼できるところにしか頼めない。こちらのあらさがしをするようなところには頼めない)、本当に助かりました。

パニくっているから、いろんな人と話をする上で泣いてしまったり、本当にどうしたらいいのかわからなくて右往左往しているところで、まさか猫のご縁でこんなにも助けてもらえるなんて。

 

今年は本当につらくてつらくて、何をやってもダメで、何をやっても落ち込んで、泣く泣く猫たちの保護依頼も断るしかないほど困窮していて、そこへきてこんな事故をおこしてしまって(狭い店だから、起きた事故。一般の猫カフェとかだったら、猫の部屋に水道ないと思う)、もう絶望しかなかったところへ、誠実なプロたちが助けてくれるなんて。

 

おかげ様で美容室さんの工事も終わり、保険も無事下りることになり、やっと息がつける……。

 

という段階まできたんですが……8月のこの事故以来、どうにも気分が優れず。落ち込みが激しいし、気持ちも体も不調で。

それで思い至ったのが、これってもしかしたら、世にいう更年期障害というやつでは、ということ。

急に体が熱くなるフラッシュというやつはなくて、いつだって寒がりなんですが、でもこのなんとも言えない不調な感じ、くらくらする、目がはっきり開かない感じがする、寝ても疲れが取れない、身体は元気なはずなのに元気な気がしない、やる気が起きない(生まれてこの方やる気が起きたことがないからこれはいつものことなのかもしれないけど)、何もしたくない……これってやっぱり更年期障害なのでは。事故のショックから、更年期障害が目覚めてしまったのか。

 

そうはいっても、やらなきゃいけないことを投げ出すことはできない。日々の猫のお世話、本業の仕事。結局、毎日毎日「もうやだ、何もしたくない」と言いながら、やっているのですが。

 

っていうか、久々のブログにこういうことを書く予定ではなかったんですが、なんかそうなってしまいました。

 

ところで、急に話は変わりますが……誤飲!本当に気を付けましょう。特に子猫のいるおうち。いたずらっ子のいるおうち。

 

今年、子猫2匹で譲渡したおうちで、最近、事件が起きました。いたずらっ子が、里親さんがまさか届かないだろうと思っていた高いところに蓋をしておいてあった裁縫箱を、よじ登って落として(どう落としたかは不明。登ってみたらそこにあった裁縫箱が体に当たって落ちたのかも)、蓋が開いてしまい、最近使って糸をつけたままだった針を、もう1匹が飲んでしまいました。たぶん、糸をいたずらしていて、飲んで、そのままどんどんのどの奥に入ってしまって、取り出したくても本猫には取り出せなかったのだと思われ。

 

針は、胃の中にあれば内視鏡で取り出せたのですが、内視鏡をしているうちに腸にまでいってしまったらしく、結局、開腹手術。無事取り出すことができましたが、恐ろしいことでした。

 

その後、人間の赤ちゃんを育てたことがあるお母さん方にお話を伺ったら、けっこう人間の赤ちゃんでもあるそうで。気を付けているのに、ええ!?っていうことがよくよくあるようです。

 

人間も猫も、小さな子供のうちは十分以上気を付けないといけないってことですね。

 

ゴム、紐、コイン、ボタン、アクセサリー、針、クリップ、おもちゃ、爪とぎの模様の描いてある部分、ティッシュ、消しゴムなどなど……気を付けましょう!