今、超絶忙しくて、カフェもバイトさんにお願いしてばかりです。猫部屋作業はしてるんですけどね。

 

明日は泉&大江姉妹がトライアルに行きます。とっても素敵なおうちなんです。ふたりとも、楽しんでほしいなぁ。知ってる子が、先住猫としているおうちなんだよー。

 

ちなみに、泉、大江というのは、天智天皇の皇女の名前をもらいました。

 

さて、今日の幸せにゃんこです。(幸せにゃんこ報告が続いていると、なんかどんどん決まっているっぽく感じられるけど、私が発表をため込んでいただけであって、実際はそんなに多くないんです。昨年とかその前の年の譲渡数に比べると、今年はとても少ない)。

 

幸せを掴んだのは、乙女&浄足(きよたり)兄妹。豆余里(つより)が昨年、自分もまだ幼いうちに産んだ子供たちです。

 

ある民家の庭にごはんを食べに来ていた豆余里。いつの間にか子供を産んで、その子供たち、乙女&浄足もお庭で遊んだり、ご飯をもらっていたそう。

 

それが、産まれて1年もたたないうちに、今度は娘の乙女も妊娠。それで依頼者さんから相談があり、家族を保護しました。

保護した時、乙女のおなかはぽんぽんに大きくなっていて、これはいつ生まれてもおかしくない、って思いました。

 

たぶん、捕獲機に入ったショックもあったのかもしれませんが、保護当日の午後、乙女は5匹の子猫を生んだのでした。黒4匹に茶トラ1匹。

 

子育て中の乙女はとても警戒心が強かったけれど、子育てが一段落すると、なでなでOKになりました。ちょっと天然なところがあってかわいいサビちゃんです。

 

お庭時代にはどちらかというと浄足の方が人間の振るおもちゃで遊んだりしていて、乙女は隅っこでじっと見ている感じだったみたいですが、すあまに来てからは乙女の方が人に早く慣れて、膝にも乗るようになっていました。抱っこというまではいかなくて、持ち上げる程度までだったけれど、撫でればゴロゴロもいっていました。

 

浄足は全然なれなくて、真顔でパンチをしてきます。ふざけてるみたいな感じなんだけど、ほんとにパンチしてくる。もぐらたたきみたいにパンチしてくるから、なんか笑えてきちゃう。

 

いずれにしても、兄妹とも、すっごく慣れてる甘えん坊、という感じではなかったのに、お声がけをいただいたんです。しかも、昨年、すあまから卒業した古奈禰ちゃんとお兄ちゃんのおうちに!

 

里親さん宅の先住猫さんはとても温厚で、お兄ちゃんや古奈禰ちゃんのこともすぐに受け入れてくれて(大歓迎っていより、あ、いるのね、みたいな感じかもしれないけど)、ほんとにいい子。

でも、お兄ちゃんはかろうじて撫でれるけど、抱っことまではとてもいかずで、古奈禰ちゃんはとりあえず逃げる。そこへきて、乙女と浄足だから、あっという間に抱っこできない猫4匹とあまあま先住さん1匹の大所帯に(うちは6匹までいける、と最初からおっしゃっていたおうち。とってもスタイリッシュな戸建てで、猫たちのためのステップとかも随所にあって、ほんとに猫思いの素敵な家族、素敵なおうちです)。

 

意外と乙女と浄足はトライアル始まってわりと早い段階でおうちに慣れてくれました。でも、まあ、ふたりしてテンションの高いことといったら。遊んでいるだけなのに、なんでもかんでも破壊したり倒したりなんだりで、毎日毎日、ひっちゃかめっちゃか。大画面のテレビ、倒れたけど無事でよかった……。

 

そんな暴れん坊のふたりのことも、里親さんも先住さんんも受け入れてくださって泣けます。

 

乙女と浄足兄妹も、先住さんにメロメロです。乙女はお母さんだと思っているみたい(豆余里があんまり甘えさせてくれなかったからかな)。今となっては、みんな、先住さんの行く先々をついて回っています。

 

ふたりとも名前は変わらず(ただし、オトメ、キヨタリ、とカタカナ表記)。

 

ふたりの家族のインスタは(古奈禰、お兄ちゃんと同じだけど)、

 https://www.instagram.com/chloe_sumi_vivia?igsh=d3pnanJyemtqbzFj


 

オトメ、キヨタリ、幸せにね!