先日スマホが壊れて大変に苦労しましたが、今日は、パソコンが起動しなくて大いに困りました。だいぶ古くなってはいるのですが、電源の刺し込み口がそろそろあかんことになっている気がします。早目に対処しないと、いざ、一夜漬けで原稿を!となった時にできない恐れがあるのですが……困ったよぉ。

 

このところ、立て続けに同じ町内(店から徒歩圏内)で子猫の保護依頼が続いています。

 

乙女&豆余里の子供たち計8

ある会社敷地内3

ある個人宅庭4

(この地域ではない所で母猫1、子猫3、ケガ猫1も)

 

そして、乙女たちを保護した場所でもまた、新たに別の子猫が出没するようになったとか……。

 

とにかく、物理的にも経営的にも受け入れはもう本当にできないのですが、やはり子猫は放置できず……。

 

だって、

 

豆余里は昨年の今頃、小さな子供だったそう。

 

その豆余里が、昨年中に乙女と清足を出産。

 

そして乙女が今年、子猫5匹出産。(太、Hoku、くぅーちゃん!、みぃーちゃん!、箏音)

 

その数日後に、豆余里が子猫3匹を出産。(陽向、清、水口さん)

 

 

つまり、陽向、清、水口さんは乙女の兄弟でもあり、太くんたちの伯父さん伯母さんでもある。

また、乙女と豆余里の夫は、同じ茶トラ男子の可能性があり(近日中に捕獲予定で只今餌付け中)、となると、父親サイドからすると、豆余里の子供たちと乙女の子供たちは兄妹ということになります。

 

もし、この子達をあの場所に放置していたら、半年後にはどうなっていたことか……。

 

くぅーちゃん!、みぃーちゃん!、箏音、陽向、清が女の子だから、それぞれが4匹ずつ生んだとして、半年後には20匹の新たな子猫が同じ場所に生まれてしまう可能性があります。さらに、乙女、豆余里もそのままにしていたらまた産むかもしれません。

 

乙女一家は、とあるお宅に出入りしていて、そこの方が1年前から気付いていてごはんをあげてくれていたけれど、今年になって乙女のお腹が大きくなっていることに気付いて、慌てて連絡をくれました。

 

昨日、今日と保護した母1子4も同じ町内ですが、こちらは、町内の人が見かけて電話をしてきてくれました。見かけた人は、この子達がいた家の持ち主ではないのですが、気にかけて電話をしてきてくれました。

 

この子達に関しては、地域でもちょっと知られた餌やりさんがごはんをあげていました。

 

正直言いたい。餌やりさん、ごはんをあげるだけでなく、避妊、去勢して欲しい。

せっせとごはんをあげて増やして、それを私が何匹保護してきたと思っているのか。

 

ごはんをあげるのはとてもいいこと、大事なことです。外で暮らす猫たちのために、感謝しています。お金もかかる。時間もかかる。

 

でも、避妊・去勢をしないで増やしてしまうと、自分の首もしめることになると思うのです。他人である私、ひいてはすあま商會を応援してくれているたくさんの方々の負担にもなります。

 

TNR後にもごはんをあげてもらわないといけないので、もちろん餌やりさんの活動は大事だけど、せめて相談して欲しい。

 

ちなみにですね、昨日、今日の捕獲でも、私は1円も頂いていません。現場には地域の人たちが何人もいて、みんなでやんややんや言いながら見ていましたが、誰ひとり、1円たりとも出すと言いませんでした。小学生の子供たちもたくさん見に来ていました。今朝も。子供たちは、無料で引き取る人がいると思ったかな。自分たちの親が1円も出さないのが恥ずかしいことだとは思わないんだろうな。知らないから、そうだよね。

 

この辺りの相場は、1匹あたり25万円だそうですよってお伝えしたけど、「あ……」と言われただけで、1円も出してくれるとは言いませんでしたし、実際出してくれませんでした。

 

先日同じ板橋区の団体さんの代表とも話したら、やっぱりそうだった。そこの団体では、生活保護の人から引き取る際も25万円で、月払いでもらっているそう。大塚の団体さんは30万円、それ以外はみんな25万円、千代田区は150万円の引き取り料。うちだけ、私が強く言わない、言っても、「あ……」ですまされている。

 

でも、放置できないから、結局引き受けてしまう。お店の徒歩圏内だし、放っておけない。

 

そうやって私がお願いしてもお金を出してくれない中、保護していると、お店の経営が苦しくなり、今店にいる猫たちもいずれ苦しめてしまう。

 

今度お店に行きますね、と言っていたけど、どうなのか。今までこの地域の人たちの依頼で何匹も保護、何匹もTNRしてきたけれど、お店に実際に来てくれているのは、乙女たちの依頼者さんと、昨年の十市たちの依頼者さんくらいです。

 

ちなみに、HPなどに保護しますとか、無償で保護しますとか、いくらで保護しますとか、一切書いていません。保護猫のいるお店というだけで、「めいわくな野良猫を引き取ってくれる店」と思っているのかもしれません。

 

今時、ただで誰が何をしてくれるというの?

なんで全部、私が負担するのが当たり前だと思っているんだろう……。

 

 


こちらは今預かりさん宅にいる、兄妹。卒業生のまる、兵馬、ピンク、緑、水色、黄色と同じとこ出身。