悲しいお知らせなどが連続してあったりして、気持ちが臥せっています。

 

この前、画家で芸術療法士の小笠原真理さんのコンステレーションのワークショップの時、私もやってみたのですが、私の場合、表向きの自己は明るく楽しくで、内面の本当の自己が非常に根暗であることがもろに出ておりました。

 

人の前では笑っていたり、おもしろおかしく話したりしていますが、お店なんかやっていなかったら本当は1日中家に閉じこもっていたいし、人と話すのも得意じゃないし、深いこと考えている風情で何も考えていない自分を知っていて嫌になりつつもまあいいかというような図々しい鈍感さもある、ほんとうに使えない人間です。

 

猫のことだけはいつも真剣ですが……。

 

そんな私なので、やはり悲しいことがあるとけっこう打ちひしがれているけれど、表では笑い話とか適当にしていて、表面をとりつくろっています。

 

今年は本当に嫌な年です。

 

今日、電動歯ブラシも壊れて動かなくなりました。

 

忙しいというよりも、いろんなことがありすぎて気力がなくて、ブログもさぼりがちです。

 

インスタやXにのせている「里親募集中」の猫たち紹介も、ずっと変えられずにいます。田目が亡くなったことがやはりすごく大きくて……消してしまうのが悲しくて。

 

でもそんなことをいっていると、今生きて、元気に里親さんとの出会いを待っている子たちに失礼なんだと思います。私が幸せの芽を摘んでいるかもしれない。もうしわけない。

 

だから気持ちをはやく切り替えなきゃと、ずるずると思っているのです。

 

……。

 

ところで、今週末は立て続けに3軒ほど、「猫がいなくなった!」という連絡がありました。

いずれも里親さんとかではなく、知人とかお客様とか、また聞きですが。

 

この季節、ちょっと換気しようとか、エアコンをつけるまでもないからちょっとだけ窓を開けようとか思う方が多いかと思います。

 

たった数センチでも、猫は上手に出ていってしまうことがあります。

 

よく、この子は外猫出身だからお外に行きたいのね、という方がいますが、全然違います。ほとんどがささやかな好奇心です。あるいは、そこのおうちにまだ慣れていない子であれば、知らないところから逃げたい、というのもあるかもしれません。外の方がもっと怖いことも気付かず。でも、おうち大好きな子、飼い主さん大好きな子であっても、ちょっとした好奇心から、「あっちってあんまり行ったことないんだよね」みたいな気持ちで出てしまうことがあります。

 

今回、相談のあった3軒は無事、その日のうちに3軒とも見つかりました(3軒とも集合住宅だったこともある。玄関から出てフロアの廊下にいた子もいた)。

 

でも、万が一、高いところから転落したり、低層階や戸建てで出ていって、怖くなって追われるように走って逃げ続けおうちに帰ってこれなくなったり、勢い余って車にひかれてしまったり、といったことだって考えられます。

 

猫は永遠の幼児のようなものです。

 

2歳や3歳の子が外に出て行って知らん顔なんてできないですよね。

だから、出さないですよね。


窓を開けるな換気をするなと言っているのではありません。あなどらず、脱走防止柵をつけるとかしっかり対策した上で猫を飼ってください。猫の命を軽く見ないでください。

 

今の季節、特に気を付けましょう!

 

なにせ私に連絡があっただけでも2日間で3軒ですからね。気を付けましょう!

 

気持ちはなえているけど、これだけは書かんといかんと思って書きました。