今日はバイトさんがお休みだったので、私が1日店頭におりました。
いつも金曜日は暇暇で、営業時間を変更してみたりしてどうしたらいいか工夫していたのですが、なぜか今日はとても賑わっていました。気候が良くなってきたからかな???
兵庫県からもお越しいただいたお客様が(東京にいらっしゃるたびに寄って下さる)。その方は兵庫だからもちろん猫部屋にしょっちゅう入れるわけではないけれど、あえて猫部屋パスポートをご購入いただいて、ご支援下さっています。
他にもいろんな方々が今日は物資やらご寄附を持ってきてくださいました。
ありがとうございます。
そしてびっくりしたのが……。
まだ昨年中の集計も出せていないのですが、ちらっと口座を見たら(どうせお金入ってないしな、と思いながら)、びっくりする金額がお振込みされていました。
シロガネ マジさん。
もちろんペンネームというのか、そういうやつ。
ペンネームだろうと思って検索したら、子供の頃にイラストを見たことがある漫画の主人公の名前でした。漫画自体は読んだことはないけど、「本気と書いてマジと読む」という言葉は聞いたことがありました。その主人公の名前。
どういうお方様なのでしょうか……。
もしかしたらこの方では、と思う方がおひとりいますが、違うと失礼だから、聞けずにいます。
名乗り出て頂けましたら幸甚です。
とはいえ、貧乏商會なので、御礼がちゃんとできるとも限らないのですが……というか何を返礼としてお渡しすればいいのかも全くわからず……。
一連の、急遽の妊婦さんや行き場のない三毛ちゃんたちの保護で私が悲鳴を上げていたから、ご寄附下さったのだと理解していますが……。それにしても。
ありがとうございます😿
実は、先日のブログで、交通事故君はバス会社さんが全面的に医療費を出してくれるから、私からはご寄附は募集しないと書いたのですが……そうではなかったのです。
そうではない、というのは、バス会社さんが出すんじゃなくて、交通事故君が倒れているのを見つけて、バスを止めて、血だらけの交通事故君を拾い上げて、急いで病院を探してくれた運転手さんが、医療費を個人的に出すつもりだったらしいのです。
まだ金額もはっきりわかりませんが、入院費も含め、かなりの額になると思われます。
なんとかならないかと思って、わたくし、今日、テレビ番組の「情報提供」にこの話を書き送ってしまいました。こんな風に猫を助けてくれた話を、全国の皆さんが知って、少しでもご寄附が集まらないかな、と。
そして、貧乏商會がシロガネマジさんのおかげで少しだけマシになったので(とはいえ月末の支払いで半分以上吹っ飛ぶ)、うちからももちろん交通事故君になにかできないかなと思っています。(最終的には引き取る方向だけども、それ以前の費用の問題で)
翔や田目、愛音ちゃんを救えなかった私。ちゃんと救ってもらえて、生きる意思のある交通事故君は、せっかく救われたのだから、なんとか生き延びて欲しい。
意識もなく、パイプに繋がれているだけならそれは延命かもしれないけど、流れ出ていた血液や粘液が出なくなり、自分でごはんを食べ、おしっこも出している(うんちはごはんをしばらく食べれていなかったから無理もないけど)。
いつも、命の灯が消えてしまいそうな子を見ると、自問します。
これは延命なのか。私のエゴなのか。
でも、結局いつも原点に返ります。
それは、猫は自分から死を選ばない、ということ。
生きようとしている。頑張っている。ならば、それを応援したい、支えたい。
死んでしまいそうな猫が、物陰に隠れたりするのを、死ぬ準備だとか言っている人がたまにいますが、そうじゃないんです。それは、自分の身体が弱っているのはわかっているから、外敵に襲われないために身を隠して安全なところでじっとしているだけなんです。もしかしたら本当にそのまま死んでしまうのかもしれないけど、気持ちとしては、外敵に襲われず、やり過ごして、生きる。そのつもりで、隠れる。
猫は、死を選ばない。生を諦めない。
だから、それに応えたい。
貧乏なくせに何言ってやがる、ですが……。
こんなご時世で誰もがつらいんですが、ちょっとだけでも、生きようと懸命に頑張っている交通事故君を応援してくださいm(__)m