日曜日、月曜日とお店をお休みしてしまい、申し訳ありませんでした。
ご来店頂いたのに、お店が臨時休業で帰って行かれたお客様が何名かいらっしゃって、申し訳ありませんでした。
やはり、お店を開ける気分にはどうしてもなれなくて……。
1月からずっと続いている不幸は、慣れるどころか、どんどん重みを増しています。
さすがに堪えてきて、愛音ちゃんを失ったことによる涙以外の涙も流れてしまって、愛音ちゃんにも申し訳ない気持ちになりました。
意地悪をされるという恐怖心からそのことに関する悪夢ばかり見てしまって。情けない限りです。振り回されるな、そんなの忘れろ、気にするな、無視が一番、と言われるけれど、1月からの不幸続きや猫たちの心配が重なって、そこへきて心無い攻撃があって、本当につらくてつらくて。猫に関係ないことまで攻撃されるので(私の本業に対すること含め)たまりません。
私がそんなでダメダメですが、スタッフや常連さん、預かりさん、温かいコメントを下さっている皆様のおかげで、なんとか持ちこたえて、無事、愛音ちゃんをお見送りすることができました。
他の子たちより一回り小さいバスケット棺でのお見送りになりました。預かりさんご家族やスタッフ、常連さんも駆けつけて下さいました。愛音ちゃんってこんなにも愛されていたんだと、改めて思いました。
小さくなった愛音ちゃんでしたが、お骨はとても立派で、しっぽのお骨も太かったです。
更に小さくなって、お店に戻ってきました。翔の時に急ぎ作った祭壇が手ぜまになってしまったけれど、これで寂しくはないかな、と。
思い出話をひとつ。
愛音ちゃんは通院するとき、あの小さな体からは信じられないくらい大きな声で鳴きました。撫でてあげたりするととりあえずはストップするのですが、基本、道中も待合室でもギャン鳴き。
ある時、通院後に何カ所か用事があって、愛音ちゃんをタクシーの中で待たせたまま、車を降りることがありました(他の動物病院でお薬ピックアップしたり、自宅によって必要なものを取ってきたり)。
そうしたら、運転士さんが、「猫ちゃん、お客様が車から降りると、ぴたっと鳴き止むんですよ(笑)」とおっしゃって。
愛音ちゃん、知っている人にはギャン鳴きで訴えて、あまり知らない人の前では無口だったんだな、と思うと笑えました。
(保護前は道路でギャン鳴きしていたようですが、それはおそらく知らない場所にいきなり放置されたため。家族に迎えに来てほしくて鳴いていたのだと思います)
分別あるな、愛音ちゃん。なにかとかわいい、おばあちゃん猫さんでした。
