今日はすずちゃんはサロンに行きました。すあま商會一のおしゃれキャットです。ふかふかふわふわになってかえってきました。すずちゃんのかわいさマシマシだけど、写真撮り忘れた😅


なぜなら慌てていたから。


昨日夜と今朝、源太がまるで遊ばなくて、寝てばかりいたから、不安で不安で病院行きました。


食べるは食べるんだけど、ちょっと便が緩く、風邪ぎみに見え、毛もバサバサ。動かない。一昨日夜はハチャメチャに遊んでたのに。


まさかまた翔みたいなことになったらどうしようと、源太を洗濯ネットに入れて病院に行きました。いつもよりあまりにもあっさり洗濯ネットに入ってくれたのも不気味で。やはり体調悪いのか。


病院で当日わかる範囲では、熱は平熱だし、白血球の数値も正常だし、おかしいところなし。明日炎症マーカーや肝機能がわかり、数日してからFIP抗体値が出る。


著しくおかしかったのは体重。


一ヶ月半前は5.6キロだったのに、今回は6.02キロ!


そもそも5.6キロでも、源太かなり太ったなと思っていたんです。


真菌になりしばらくケージ生活していて、動かないし、何あげてもすぐ完食して物欲しそうにするから、私も他のスタッフも、源太が気の毒になりつい余分にあげてしまっていました。


ケージ生活終わってシャバに出てきたら、源太デカ!ってなってたんですが、フリーになったことで、自分以外の子のごはんの残りとかバクバク食べて、気づけば6.02キロになっていた……。私の管理不足でございます💦


先生に、もしかしたら太って、本能が鈍ったのかも、と言われました。


昔テレビで、肥満猫は本能がやや麻痺するというか、やる気が失せて、怠惰な生活をしているうちに、目の前をネズミが走っていってもボーっと見てる、みたいな解説してるの、見たなぁ。


でもまさか。そんな、昨日今日急に太って急ににぶくなるなんてある?


と懐疑的でした。


でも、今日夜、源太が自分の背中側に首を回して舐めようとして、うまく首が回らずすぐ断念するのを、私は見た!


太りすぎて背中舐めれなかったんかーい!だからバサバサだったんかーい!


そして、夜は寝転がった状態でおもちゃつついていました。


なんて怠惰な!だから6キロ超えるのよ!もう、これからはスパルタで運動させないとあかん。おやつもダメ!


というわけで、まだ検査結果全部でたわけじゃないけど、たぶん大丈夫。


お騒がせしました🙇


そんな話を、夜、インスタのライブ配信でしてたら、4、5回、ご近所のおばあちゃんから電話が。


しょっちゅうかかってくるし、大半が、生姜買ってきてとかだから、あとでかけ直そうと思ったけど、立て続けにかかってきてたから、不安になりライブ配信やめて電話仕返しました。


そしたら、おばあちゃんちの猫ちゃんのきーちゃんの様子がおかしい、って。もうダメかも、って。


急いで病院に電話し、おばあちゃんちに行き、きーちゃんと一緒に夜間緊急外来へ駆け込みました。


途中、私が心マ、おばあちゃんが人口呼吸。でも肉球がだんだん冷たくなっていて。おばあちゃんが空気を口から送るたびに、私の手の下の心臓か肺かわからないけど、空気が送り込まれる気配があって、それがただの空気なのか、心臓の動きなのかわからなくて。


病院ですぐに診てもらいましたが、もう亡くなっています、と言われてしまいました。


確かに今日1日元気なくて寝てばかりいたけど、私に電話してきた30分前には自分でごはん食べてたそう。


おばあちゃんが片付けものをしていたらガタッと音がして、きーちゃんが寝ていた場所から落っこちてぐったりして床にいたそう。落ちたといっても15センチくらいの段差。


おばあちゃんは誰かの役にたちたくて、ちょっと前から緊急救命の訓練を受けていた。だからきーちゃんにも心マと人口呼吸しながら、私に電話。出ない!心マ人口呼吸、電話、出ない!を繰り返し、最後にはなんで出ないのよ!とブツブツ言いながら心マしていたそう。


最初の電話から5分後にかけなおしてすぐ一緒に病院に行ったけど、ダメだった。


きーちゃんはもともと、飼い猫で、近所の別のおばあさんが飼っていたけど、そのおばあさんは自分が施設に入るからと、施設に行く前夜に、きーちゃんを外に締め出したそう。


おばあちゃんはその様子を見てびっくり。その後きーちゃんが外でずっと泣いていたから、ごはんをあげたりなんだりしていた。そうやって2年ほど外で暮らすきーちゃんを見ていたそう。


でも、外猫生活をする元飼い猫の様子を見ていていたたまれなくなり、すあま商會に保護依頼してきました。3年前のことです。


おばあちゃんがしばらく預かってくれるならいいですよ、と言って保護。おばあちゃんは預かり初日から、私からは何も言わなかったのに、きーちゃんに関する日誌をつけはじめ、何時にごはんをどれだけ食べたとか、排泄したとか、細かく書き残してくれていました。


2週間もすると、もう離れがたいと。きーちゃんの年齢とおばあちゃんの年齢を鑑み、いざとなったら私が引き取る、身寄りのないおばあちゃんも私がお世話するつもりで、譲渡。おばあちゃんはきーちゃんの動物保険にも入り、何かあるとすぐきーちゃんを病院に連れて行き、甲斐甲斐しくお世話していました。とにかくかわいくてかわいくて仕方ないようで。


きーちゃんを支えるために自分は絶対入院しない、だからこそ自分の健康にもすごく気を遣ってた。きーちゃんのために。愛情ってこういうことだと思う。


昨年一度、きーちゃんが口呼吸をして苦しそうにしている、と夜電話があり、すぐに一緒に夜間緊急外来に行きました。


その時はもうダメか、と私もおばあちゃんも思ったけど、見事復活。


おばあちゃんが毎日一生懸命、きーちゃんが食べるごはんを食べさせたりして、体重もだいぶ戻り、毎日おばあちゃんの後追いをしたりするほど元気になっていました。


今日だって、自分で食べてた。


なのに、急に。


血栓が飛んだのかな、と感じています。2023年2月5日に亡くなったうちの飼い猫と同じかな、って。そういう、突発的な亡くなり方でした。


おばあちゃんと抱き合って泣き、おばあちゃんちに戻り、きーちゃんの思い出話を夜中までしました。


なんだか今年は悲しいことばかり。


きーちゃんは最後、ふっくらしていて、ふわふわでした。綺麗な身体。毛も綺麗で、耳の中まで綺麗でした。どれだけ大事にされていたかわかる。


ちょっと前のきーちゃん


きーちゃんの飲み薬と今年のきーちゃんの健康手帳(日誌)

今日のきーちゃん日誌