昨年末までにやってなきゃいけなかった仕事が未だに終わっていなくて、今日も徹夜の店主です。昼間は昼間で動物病院や猫のお世話、里親希望者さんのお宅訪問や正式譲渡といった猫の用事、取材などがあるため、どうしても原稿を書くのは夜中なのです……。終わらない……。

 

今日も朝からなんか忙し過ぎました。

 

今日は田目と留女の通院日でした。

 

田目は体重2.2キロ。ほんとにちょっとずつですが増えているし、ゴリゴリだった背中もだいぶふっくらしてきました。でも、自分からはまだまだあまり食べません。強制給餌を少なくして、お腹がすくようにしてはいるんですが……本猫の食欲に任せていると体重が減ってしまいそうだし、加減が難しいです。

 

今日の血液検査ではまたちょっと貧血になっていました。鉄分を補うペットチニックも食事に混ぜたりしているのですが……。幸い発熱もないので、治療方針は変えずにいく予定です。

 

そして留女。先生に「よくこの心臓で生きてますいよね!平松さんじゃなかったらまず無理だったと思います」と言われました。それくらい、留女の心臓の大きさは変わらないのですが、左心房が他の心房・心室よりかなり膨張しています。前回の検査からはさほど変わっていないけれど、よくこれで生きている、とのこと。いつ血栓が飛んでもおかしくない、と。

 

留女ちゃん、高いところでも平気で行くし、この前は棚から棚へ、華麗に飛んでいたし、呼吸も安定しているし、はたから見たらとても元気です。でも、心臓がそんなだから、ジャンプしたりしているのを見ると、ああ留ちゃん、そんな無茶しないで!って思ってしまいます。

 

毎日、朝、猫部屋に行ったら留女ちゃんに異変があったらどうしよう……と不安です。そんな人の心配をよそに、よく食べ、シャーしている留女ちゃんなのです。少しでも長く、楽しく生きて欲しい。

 

それから、怪我している保護猫さんを動物病院に搬送と、愛音ちゃんが短時間で何度か吐いてしまったので、急遽病院へ。

 

愛音ちゃんの腎臓はかなり悪くなっています。そしてすごい高血圧。保護した時から、腎臓も、高血圧もかなり悪い状態だったのですが(目が見えなくなっているのも慢性腎不全由来の高血圧のため)、愛音ちゃんの病院(留女とは違う病院)でも、「よく生きていますね!これは平松さんじゃなかったらもたなかったでしょう」と言われてしまいました。それくらい、悪い。

 

毎日の補液と、腎臓、高血圧の薬、悪いものを吸着させるための活性炭の投与のほか、とにかくもう何もしようがないので、今は好きなものを食べて好きに生きていてくれ、という感じです。幸い、老猫にありがちな便秘からの巨大結腸症などもなく、逆に下痢などもなく非常に良い便だし、毎日150mlというけっこうな量の補液(今はラクテック)でも心臓に負担もかかっておらずやっています。

 

ちなみに、愛音ちゃんはかなり痩せているし脱水しているので、こうした皮膚状態の子の補液はけっこう難しいです。

 

病院の先生も「この子の補液は難易度が高いです。これをやっているすあまさんのスタッフさんたち、すごい」と言っていました。スタッフのみなさん、本当にありがとうございます。

 

なんだか病気の子ばかりで……。毎日心配がつきません……。

 

今日は夜は正式譲渡が1件ありましたが、明日改めてご報告します。