昨夜ブログを更新して、しばらくしたら急激な腹痛に襲われました。


のんちゃんの木魚マシンのことなんか考えていたから、のんちゃんが「生手じゃなきゃダメに決まってるだろ!」って怒りの生霊飛ばしてきたのかと思うくらい、とにかく痛い。


しばらくは我慢したけど、どうにも耐えられなくなり、朝3時前についに救急車を呼んでしまいました。


全身が冷え、低体温。採血しようにも血管が浮き出てこないから、看護師さんたちが部屋の室温あげたり、ブランケットかけたり、ホットタオルで手を温めたり、先生がエコー持ってきて血管の場所を探したり。その間、何箇所もブスブスと針を打たれ、注射が大嫌いな私はその都度悶絶しておりました。


何度も吐いたため、血液もかなりドロドロで、点滴もなかなか入っていかず。


寒いよー、痛いよー、辛いよー、腰まで痛くなってきたーと泣きわめいておりました。


そして看護師さんに、


「私、いつも猫ちゃんに補液で点滴してるんです。猫ちゃん痛いの我慢してるんですよね。ごめんね。痛いよー」


と悶絶しながら伝えました。看護師さん、


「猫ちゃん、皮下注射よね?大丈夫、皮下注射の方が痛くないから!」


と妙な励ましのお言葉を頂いたのでした。


毎日、補液をしているのは、愛音(あのん)ちゃん。歯があまりないから、年齢不詳だけど、たぶん15歳くらいはいっていそう。


愛音ちゃんは、常連さんのおうちの近くに突如現れた茶白の雌猫さん。やたら大声でなくし、人慣れ抜群。状況からして、捨てられたのかなという気がします。


余談ながら、愛音ちゃんは男性か好きみたいです。あまり目は見えていないのですが、男性の声がすると自分からケージを出て甘えにきます。


もしかしたら、高齢男性に飼われていたのかな、飼い主さんが亡くなって、遺族に外に出されたのかな、と想像しています。


保護時から腎不全であることがわかっており、預かりさん宅でも定期的に通院してもらっていましたが、すあま商會猫部屋にきてからは、毎日補液をしています。


毎日のことだから、針を刺す位置をずらしたりしています。毎日毎日、プス、プス、っと刺されている愛音ちゃん。


定期検診では少しずつ数値が良くなかってきているため、無駄ではないとはわかっているけど、それにしても、注射の大嫌いな自分がこんなに毎日、あんな太い針を刺されたらと思うと、いたたまれない気持ちになります(針は、猫への負担を少しでも軽くするため、補液を短時間で終わらせられるよう太いものを使用)。


愛音ちゃん、改めてごめんね。いつもいつも頑張ってくれてありがとう。



くりくりおめめのかわいい愛音ちゃん
歯がほとんどなくてペコちゃんみないに舌が出ちゃう