出先からの帰り、最後の辻を救急車と消防車がふさいでいて曲がれなかった。
「あ・・・・・・・・・ あの おじいちゃんだ・・・・・」
とっさにそう思った。
家に帰ってしばらくすると
ピーンポーン![]()
「○○警察です」と やってきた。
やっぱり・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・![]()
ドアをあけるなり、 「あのマンションでどなたかお亡くなりになったのですか? ひょっとして、おじいちゃん?」
と 聞いてしまった。
おまわりさん(;^_^A
「あ!そうです。」
「あの・・・おまわりさんのお問い合わせの方かどうかは確実ではないですが・・・・」
と前置きして、私は見かけたこと、感じたことをお話しした。
我が家の何軒か先にワンルームマンションがある。
きっと、入居者のほとんどは某大学に通う学生だと思う。
不況のあおりで部屋が埋まらないのか、
何か月前からか、中年の男性 そしてそのおじいちゃんがマンションに入っていくところを
見かけるようになった。
何回かお見かけしたおじいちゃんはいつも自転車にのって帰ってくる。
2週間程前だったろうか・・・・・
またおじいちゃんがフラフラ~っと自転車にのって帰ってきた。
その後ろ姿をみて、 あっ・・・! と 思った。
おじいちゃんは失禁していた。 それだけではない。
ズボンもシャツも便で汚れていた。
あの汚れ方は、今しがた汚れちゃった・・・の汚れ方じゃない。
多分・・・認知症状なんだろうな・・・
そう思った。
こんなワンルームで一人で大丈夫なんだろうか・・・・
火の元の管理はできてるのかな?
身内や市の職員が尋ねることはあるんだろうか・・・
もし、何回かこんな状態見かけたら、管理会社にでも
言ったほうがいいのかな?
そんなことを巡らせながら、家に帰ったことがあった。
その後、すぐから自転車がいつ通っても停まっているのが
気がかりだった。
その矢先・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
私には、この時みたこと感じたことを
出来るだけ正確な日にちと時間を思い出すことを加えて
おまわりさんに伝えることしか
できることはなかった。
なんとなく・・・・
複雑な思いが残る。
考えてもどうしようもないのだけれど・・・・・・・
おまわりさんと一緒にマンションの前に行って、私が指指した自転車は
やっぱり おじいちゃんのものだった