新聞記事etcで気になっていた、マイケル・ムーア監督の新作、Capitalismが封切り。

Sub-prime Riskの顕在化で為される担保行使の現場映像、Bail Out法案で為された超法規的処置とその資金使途、Big-3の破滅と自動車産業裾野に与える壊滅的な影響にFocusを当てつつ、Lobbying活動を踏まえ”Timely”な規制緩和によるバブル推進を担ったレーガン政権以降の金融政策を司るBrainsと金融業界の腐敗ともいえる蜜月関係を、行き過ぎた資本主義の黒幕として厳しく批判する映画。


華氏911で一躍有名になった過激Performance(NYSEやI-BanksのMain Officeへの突撃取材、犯罪現場と見立てたYellow Tape による囲い込み)は、Non-Nativeの自分にも分かり易い風刺のきいた内容だと思った。他方、咀嚼しきれなかったのは、Obama大統領が次第にMajorityを得ていく選挙活動過程やBishopまで動員してキリスト教上の資本主義に関する解釈論等を展開の上、CapitalismとSocialismの対比を図り、歪んだ「行き過ぎた資本主義」の批判が展開されているにもかかわらず、Socialismを必ずしも是とする主張を導くのではなく、Capitalismの否定を主張する自己のPositionへの賛同は求めつつも、”あるべき姿”の部分に関する明確なメッセージ性が感じられなかったところ。とはいえ、行き過ぎた非規制主義への警鐘と、本日CNN等でも報じられていた700 bil USDの使途に関するTransparencyの欠如という点は、十分理解できたけれども。


全体として議論がちょっと飛びすぎの感がないとは言えないけれども、自分を取り巻く現状に対する、鋭い批判精神と其の開陳という点では納得できたし、重いテーマの割には気楽に映画鑑賞できたなあ、と感じた次第。でも、ちょっと残尿感も残る感があるが、、、といったところ。