6月23日(日)埼玉会館の会議室で埼労連非正規部会主催の学習交流会が行われ、全体で34人、SUからは16人が参加しました。前半は、非正規センター代表の柳恵美子さんの講演―非正規女性の平均年収は166万円。就労女性を低賃金に押し込めている「」は、国が「妻は短時間・低賃金で働く」ことを推進するために作った税制度と社会保険制度が原因。社会保険の加入義務、扶養・被扶養者の関係、所得税の発生、諸手当の有無が「壁」になり、年金格差につながります。

解決方法は、一番に賃上げ。全国一律・生活できる最賃にすること。また、多様な働き方が可能な制度を実現すること。労働組合の役割です、頑張りましょう!―というお話でした。

 後半は4班に分かれて、各自の体験、学習の感想、交渉で非正規の待遇を変えてきたこと、非正規・未組織の人への働きかけが必要なことなどを交流しました。ちょいリッチなお菓子(どら焼き・アップルパイ・プリンなどから1つ)も楽しめて、充実した交流会でした。