特に何もない週末。
天気はいいが、お金がないので、
今週はどこにも行けません。

近所のレンタル屋で100円レンタルをしていたので
DVDを借りてきました。

部屋でゴロゴロしながら映画三昧です。

ちなみに気になる女の子にメールをしましたが
24時間以上返信はありません。
死亡フラグでしょうか。

ま、そんなことはどうでもいいですね。
さ、本題に入ります。

まず鑑賞1作目はこちら。

三谷監督の『素敵な金縛り』です。


【内容】
新作扱いなので、ネタバレしないように詳細については語りませんが
あらましはこんな感じです。

ある殺人事件が起き、
その容疑者を弁護することになったドジっ娘弁護士。
容疑者からアリバイを聞いたところ、
犯行時間はちょうど落ち武者村という辺鄙な村にある民宿で、
落ち武者の例に馬乗りにされ、金縛りにあっていたと言う。

その証言は真実なのか。
嘘にしてはあまりにバカバカ過ぎる。
ということでドジっ娘弁護士は、当の民宿へと調査に行くのだが・・・


【感想】
率直に感想を言うと、
普通に「おもしろかった」です。
ただ後には何も残らないし、
また観たいなあとも思わない程度の出来です。
名作でも傑作でもありませんね。
あくまで僕的にはですが。

母は楽しんで観ていました。
一般の映画ファンの方には楽しんでもらえる娯楽作だと思います。

具体的な評価としてましては、
〇豪華キャスト陣。
〇テンポよく進む展開。
〇クスっとくる攻めすぎない安心のギャグ。
〇ホロっとくる適度な感動。

以上のような感じで
まるで舞台を観ているような感覚にさせられる魅力的な三谷作品です。

ま、映画館で観るよりは、
お茶の間で家族で見るのにちょうどいい映画だと思います。

シナリオとしては
金縛りというアリバイで、落ち武者の霊が証言台に立ったら面白いんじゃね?
といったワンシチュエーション的発想から生まれたとのことで、
どちらかというと舞台劇、ショートドラマ向けなのだろうか。
展開に特にひねりなく、
物語の伏線もないまま、唐突にミステリーが解決するあたり、
作品としては演者のキャラ、演技力だよりの喜劇
といった域を超えていないという印象。

とはいえ面白くない訳ではなく
気分が落ちてる時や、退屈な週末にはもってこいだと思います。
ぜひ家族でご観覧あれ


主役の深津絵里が
年齢の割にはかわいい役でした。

というか、僕が歳をとったのでしょうか・・・
最近30歳以上の女性が、
テレビの向こうでも、こちら側でも
非常に魅力的に感じるようになりました。


【評価】
6点/10点満点


ステキな金縛り スタンダード・エディション [DVD]/深津絵里,西田敏行,阿部寛
¥3,990
Amazon.co.jp