昨日、会社の飲み会があった。
Sさんを含む合宿研修に向かう人たちのための壮行会だ。
Sさんの隣の席をゲットするが、バイトの女の子に奪われる。
Sさんとトークをしようと試みるが、草食系男子Kさんががっつり対面トークしている。
ああ、無念。
Sさんは相変わらずお酒を飲まない。
だからただひたすらウーロン茶のおかわりを用意することに専念した。
それでも奇跡的に、Sさんが二次会に参加するという。
でもそこは上司の行きつけのスナック。
狭い。
そして俺の座った席がSさんから遠い。
ああ、無念。
素面の彼女を何とか楽しませようと
後輩Mくんと一緒にひたすらカラオケに曲を入れて、歌う。
Sさんはアジカンが好き。
だからアジカンを入れる。
彼女は照れてなかなか歌わない。
こいつは俺がブレイクしなくちゃいけねーな。
エルレを入れて、Sさんを挑発する。
ジターバグを歌ったら、Sさんが入ってきた。
よし来た。
テンションの高いSさんを初めて見た。
うーーーぬ、かわいい。
そしてまさかの3次会参加。
素面でこの時間は奇跡だぞ。
よく参加したな。
でもSさんのツボがよくわからない。
笑かそうとしてもよくわからないし、
恋話とか語り系のトークをしてみようとしてもノッてこないし、
うーーーん
でもおちゃらけると相手してくれる。
うーーーーん
好きだ。
あれ?
俺、Sさん好きなのか?
とか言ってる横では、
職場1のチャラ男、Tがバイトの女の子と、新人の女の子二人を相手に
モテトークをぶちかましているではないか。
なに、この自然なため口。上から目線の先輩口調。
そして気付くと、Tを囲むように近い女性陣の包囲網。
ああ、なんてリア充。
ああ、なんて僕の童貞ブリ。
やだ。もうやだ。
死にたい。消えたい。帰りたい。
なんぼ話しかけても、新人女子振り返らないし。
嫌われてるの?俺。
あーーーもう、あーもう。あーーーもう。
もういい!俺はSさんさえいればいいーの!!
で、とりあえずメール交換したった。
でもTも交換してるし。
まじかよ。
もうまじかよ。
で、なんか敗北感がハンパなかったので、
僕は行きつけのバーに行った。
すでに時間は3時を過ぎている。
若干明るいし。
マスターは優しく僕の話を聞いてくれる。
ああ、マスター。そんなに僕の近くで、僕に密着されたらもう。
ああーーーーもう、あおーーもう。あーーーーもう。
僕はね。Sさんが好きなのか、好きじゃないのか分からないの。
でもね。Tさんにやきもち焼いてるのは事実なの。
あーーーーーー
なんかもういやだ。だから恋愛って嫌なんだよね。
Sさんを含む合宿研修に向かう人たちのための壮行会だ。
Sさんの隣の席をゲットするが、バイトの女の子に奪われる。
Sさんとトークをしようと試みるが、草食系男子Kさんががっつり対面トークしている。
ああ、無念。
Sさんは相変わらずお酒を飲まない。
だからただひたすらウーロン茶のおかわりを用意することに専念した。
それでも奇跡的に、Sさんが二次会に参加するという。
でもそこは上司の行きつけのスナック。
狭い。
そして俺の座った席がSさんから遠い。
ああ、無念。
素面の彼女を何とか楽しませようと
後輩Mくんと一緒にひたすらカラオケに曲を入れて、歌う。
Sさんはアジカンが好き。
だからアジカンを入れる。
彼女は照れてなかなか歌わない。
こいつは俺がブレイクしなくちゃいけねーな。
エルレを入れて、Sさんを挑発する。
ジターバグを歌ったら、Sさんが入ってきた。
よし来た。
テンションの高いSさんを初めて見た。
うーーーぬ、かわいい。
そしてまさかの3次会参加。
素面でこの時間は奇跡だぞ。
よく参加したな。
でもSさんのツボがよくわからない。
笑かそうとしてもよくわからないし、
恋話とか語り系のトークをしてみようとしてもノッてこないし、
うーーーん
でもおちゃらけると相手してくれる。
うーーーーん
好きだ。
あれ?
俺、Sさん好きなのか?
とか言ってる横では、
職場1のチャラ男、Tがバイトの女の子と、新人の女の子二人を相手に
モテトークをぶちかましているではないか。
なに、この自然なため口。上から目線の先輩口調。
そして気付くと、Tを囲むように近い女性陣の包囲網。
ああ、なんてリア充。
ああ、なんて僕の童貞ブリ。
やだ。もうやだ。
死にたい。消えたい。帰りたい。
なんぼ話しかけても、新人女子振り返らないし。
嫌われてるの?俺。
あーーーもう、あーもう。あーーーもう。
もういい!俺はSさんさえいればいいーの!!
で、とりあえずメール交換したった。
でもTも交換してるし。
まじかよ。
もうまじかよ。
で、なんか敗北感がハンパなかったので、
僕は行きつけのバーに行った。
すでに時間は3時を過ぎている。
若干明るいし。
マスターは優しく僕の話を聞いてくれる。
ああ、マスター。そんなに僕の近くで、僕に密着されたらもう。
ああーーーーもう、あおーーもう。あーーーーもう。
僕はね。Sさんが好きなのか、好きじゃないのか分からないの。
でもね。Tさんにやきもち焼いてるのは事実なの。
あーーーーーー
なんかもういやだ。だから恋愛って嫌なんだよね。