原題は、「Operation Casablanca」(2010、スイス、カナダ、フランス合作)。

 モロッコ国の「カサブランカ(Casablanca)」市は、大西洋に面する、商業・金融の中心地で、観光地。1956年にフランスから独立。

 「カサブランカ」は、ハンフリー・ボガート(Hunphrey Bogart )、イングリッド・バーグマン(Ingrid Bergman)の映画「カサブランカ(1946)」で有名ですが、TVでしか内容は…。

 たまたまいつもと違った行動をした為に、誤解が誤解を呼ぶパターンのコメディ。観てる側も「どうして?」と思っているうちに、話は進みます。

 有名な日本人の方も出ているようです。

(ストーリー)

 ホテルの厨房勤務でモロッコ出身のサーディは、ある日、仕事を失い帰宅する途中、早道を通った為に、テロ組織カサブランカによるタカハタ国連事務総長の誘拐事件の銃撃現場に遭遇。

 まちがってスイス警察に逮捕され、入れられた留置場では、一緒になったテロ組織の重要人物ヨセフが獄中と話していると、彼は自殺してしまい、また疑われるハメに。

 スイス警察の美人捜査官イサコによる「千羽鶴」攻めで、サーディは完全に警察の言うがままに。

 ホワイトハウスでの、ある催しまでに、事務総長を救出しなければならない、捜査官イサコは、サーディを死んだユセフのフリをさせて、と言う危険な作戦に打って出る。
 
 一方、テロ組織に捕まえられた、タカハタ事務総長は、「スシ」を食べさせられて生きているところを動画に撮られていたが…。

 本作中の会話は、ほとんどフランス語のようですが、「千羽鶴」、「スシ」、日本語をそのまま話すタカハタ事務総長と時々話すイサコ、何とも不思議な「和風ムード」が混じり合った、サスペンス・コメディ…。

[ 出演 ]

① サーディ : タリク・バハーリ(Tarek Bakhari)。

② イサコ(Isako) :  エロディ・ユン(Elodie Yung)、「ドラゴン・タトゥーの女」。

③ タカハタ国連事務総長 : 笈田(おいだ)ヨシ(ヨシ・オイダ)。「タクシー2 (TAXI 2)」。「(2010年、映画版の)最後の忠臣蔵」の「天下の豪商、茶屋四郎次郎役」をしているようですが、観ていません。
 ちなみに、神戸市出身、パリ在住の日本人、俳優で演出家の笈田勝弘氏の事。2007年、フランス芸術文化勲章オフィシエ、2013年同コマンドゥールを受勲。
 さらに、パリの有名な人気カフェ『カフェ シャルボン(Cafe Charbon)』の共同オーナーとして知られているらしいです。

④ マイケル : ジャン=リュック・ビドー(Jean=Luc Bideau)。

⑤ ハッサン : ジヌティーヌ・スアレム(Zinedine Soualem)、「その男ヴァン・ダム(JCDV)」。

⑥ グラウサー : ジル・テューディ(Gilles Tschudi)。

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