原題は、「Mr. Deeds」(2003)。
1936年のゲイリー・クーパー(Gary Cooper)主演の「オペラハット(原題Mr.Deeds Goes to Town)」のリメイク。
主人公の名前が、ディーズなのですが、原題の英単語「deed」には、「行為、行動、(正式に捺印した)証書」等の意味があります。
(ストーリー)
片田舎で、ピザ店を営む、趣味はと言えば、グリーティング・カードに「韻」を踏んで「詩」を書くこと。そんな純朴なディーズに、突如の400億ドルの莫大な遺産が舞い込む。
急死したメディア業界の大企業の会長ブレイクの唯一の相続人が、彼だったのだ。迎えのヘリでニューヨークに向かう。
そこで彼を待ち構えていたのは、遺産騒動に沸くマスコミ「インサイド・アクセス」や会社乗っ取りを企む幹部達。
他方、火事の現場で、ディーズは大活躍して人気者に。
そんな大都会で、彼はキュートな女性ベイブと運命的な出会いをして恋に落ちる。
彼女もまた、ディーズの人柄の良さに惹かれていくのだったがその分苦しくもなってきた、何故なら彼女には秘密が…。
ボソボソっと話しながら、アメリカのコメディの神髄を貫く、アダム・サンドラーですが、特にこういう役は上手です。
[ 出演 ]
① ロングフェロー・ディーズ : アダム・サンドラー(Adam Sandler)、「50回目のファースト・キス(50 First Date)」、「ジャックとジル(Jack and Jill)」、「再会の街で(Reign Over Me)」、「もしも明日が選べたら(Click)」。
② チャック・セダー : ピーター・ギャラガー(Peter Gallagher)、「冷たい月を抱く女(Malice)」。
③ ベイブ・ベネット : ウィノナ・ライダー(Winona Ryder)。
④ クレイジー・アイズ : スティーヴ・ブシュミ(Steve Buscemi)、「スパイキッズ・シリーズ」、「アルマゲドン」。
⑤ 召使いエミリオ・ロペス : ジョン・タトゥーロ(John Turturro)、「ビッグ・リボウスキ」、TVドラマ「名探偵モンク(モンクの兄役)」。
⑥ ジョン・マッケンロー(John McEnroe) : 本人役、「ジャックとジル」、1981年ウィンブルドン優勝など、テニス界のスーパースターの１人。
⑦ セシル・アンダーセン : エリック・アヴァリ(Eric Avari)、「愛という名の疑惑(Final Analysis)」、「デアデビル」、「インデペンデンス・デイ(Independence Day)」、「ハムナプトラ/失われた砂漠の都」。
⑧ 火事の現場に居た男 : ロブ・シュナイダー(Rob Schneider)、「ホーム・アローン2(Home Alone 2:Lost in New York)」、「デモリション マン(Demolition Man)」、「ジャッジ・ドレッド(Judge Dredd)」、「50回目のファースト・キス」、「もしも明日が選べたら」。アダム・サンドラーの映画ではおなじみ、常連。主演の場合は、逆に彼が全てに関わる。
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