正式な邦題は、「闇の帝王DON~ベルリン強奪作戦~」。
 長いので、このブログ上での、タイトルは上記のように変更させていただきました。
「DON/過去を消された男」の続編。
 従って、原題は「DON2」(2013)。

 ちなみに、DON「ドン」は「主人公の名前」なのです。

 インドのムンバイ(Mumbai)は、1995年まで、ボンベイ(Bombay)と公式英語表記されていた、南アジア圏を代表する世界都市の1つで、国内随一の商業と娯楽の中心都市。

 この町にある広大な敷地の撮影所(フィルム・シティ)で制作されることも多い、映画産業は、英語を混ぜた主にヒンディー語映画で、ボンベイの頭文字「ボ」と「ハリウッド」をかけ合わせて、近年「ボリウッド」という名称で、アジアだけでなく、アメリカでも広く知られるようになました。

 初めて観ました、いわゆる「ボリウッド」映画。
 非常に楽しくて、面白いです。
 今人気が高いというのも、よくわかります。

この作品の特徴は、主に
(A) 劇中に突然出てくる、いわゆる、「お決まりの」くせになりそうな「音楽と踊り」。
(B) エキゾティックなオリエンタル美男と美女の登場。
(C) 極めて分かりやすいストーリーに見えて、実は非常に面白い、優れた映像展開を持つストーリー。
(D) 個性的な出演陣。
(E) 抑えたアクションも華麗です。
 ほとんど国外ロケらしいです。

(物語)

 アジアの裏社会を支配するドン(主人公の名前)は、次にヨーロッパ進出を計画するが、欧州マフィアは、ドンの暗殺を企てていた。

 そんな中、ドンは自分を追う捜査陣の前に姿を現し、免責を交換条件に自ら逮捕されるが、それは認められず、死刑宣告を受けてマレーシア刑務所へ入る。

 そこには、既に収容されていた、かっての宿敵ワルダーンがいたが、ドンは、彼の力も必要とし、2人で脱獄して、ドイツ中央銀行副総裁J・K・ディワンがからむ、(1)あるセキュリティ情報(2)ユーロ紙幣の原版(3)ある秘密の録画テープ、の入手に向けて動き出す。

 しかし、彼等の前には、ドンの逮捕に執念を燃やす、インターポールの美人女性捜査官ロマや捜査官達、暗殺者達が立ちはだかろうとしていた…。ドンの計画は果たしてうまく行くのか?
 
 2度観て、劇中、「歌と踊り」がこの場面で入る、というのも少しわかったような気もします。
 つまり、アクション映画なのですがテンポが早いので、観ている人は緊張しているので、たまに「ひと呼吸入れる」ような感じなのです。
 これがないと、なんだか、もの足らなささえ感じてしまうような気もしました。
 1作だけではまだ捉えられない、そんな感じです。

 「エンディング・クレジット(いわゆるエンド・ロール)」、これがまた、文字だけでなく、きれいな映像で、この方が断然いいと個人的には思います、是非ご覧下さい。

[出演---名前の把握や表記は難しいので、わかる範囲で書いてます。]

① ドン(DON) : シャー・ルク・カーン(Shah Rukh Khan)。サルマーン・カーン、アミール・カーンと共に「インドの3大カーン」と呼ばれる1人。

② ロマ : プリヤンカー・チョプラ(Priyanka Chopra)。

③ ワルダーン : ボーマン・イラニ。

④ ドイツ中央銀行副総裁J・K・ディワン :  アリー・カーン。

⑤ 殺し屋アブドル・ジャッパー : ナワーブ・シャー。

⑥ ドンの仲間の女性 : ララ・ダッタ。

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