『「ねえ、アーノルド、起きて!」「な、何だよ? シャロン!」「夢でうなされて・・・何か、火星だとかなんとか」「(し、しまった!) か、火星? そんなこと言ってた?」「これで3回目。そんなに火星に行きたいの?」「通勤電車の中に火星の広告があって、何か知らないけど惹かれて・・・」「ダメ! 私は酸素の薄い火星はきらいなのよ!」・・・』


 アメリカのハンプトンの大富豪グレイソン家によって父はハメられた。
その娘アマンダ・クラークは、親友と名を入れ替え、エミリー・ソーンとして「許す」事よりもそれを選択さぜるを得なかった。子供の頃に見た記憶と、父の残したメッセージもあった。

 NY州ロングアイランドを形成する有名な海浜リゾート地、米国で最も高価な住宅地を舞台に、きれいな映像、音楽、華麗な一族、複雑な人間模様。
 エミリーの復讐の、原因と対象と目的は、ほぼ初期の頃にほとんど明白になるのに、多くの謎と新たな別の事件がからんで、もつれた糸は解きほぐせるのか? と、ひきこまれる。 全米大ヒット・ドラマは、「次、どうなるの?」的、スピードの早い、意外性に富んだ、ストーリーのしっかりした、ミステリー・サスペンス。

 各回の物語の最初には、彼女自身のナレーションで、その回の基調を暗示する。
 アメリカの現在のTVドラマの多くは、名言や名著からの「引用」がセリフなどで登場するのも特徴。
 
 出演は、アマンダ・クラークに、エミリー・ヴァンキャンプ(Emily Vancamp)「キャプテン・アメリカ/ウインター・ソルジャー(Captain America : The winter soldier)」、
 彼女を支援する、投資会社日本人CEOに真田広之、エイダン・マシスにバリー・スローン(Barry Sloane)。天才ハッカーのノーラン・ロスにガブリエル・マン(Gabriel Mann)。
 対するグレイソン家のコンラッドに、ヘンリー・ツェニー(Henry Czerny)「映画版、特攻野郎Aチーム(The Movie: The A-team)」、その妻「ハンプトンの女王」ビクトリアに、マデリン・ストウ(Madelein Stowe)「12モンキーズ(Twelve Monkeys)」。
 

『「行きたいな、一緒に!」「やめてちょうだい!  それにメリーナって誰よ?!」「め、め、め? さ、さあ?? 会社行ってくるよ! (今度はシュワちゃんシリーズか。おぬし、なかなかやるのうって。やれやれ。そういえば、ターミネーターのジョンの母親って、サ・・・」』


リベンジ シーズン1 Vol.1 [DVD]/エミリー・ヴァンキャンプ,マデリーン・ストウ,ニック・ウェクスラー

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