こんにちは!

 基本は、ハリウッド系の映画が好きだったのだが、レンタルDVD店では、いつも新作や好みの分野のが出ている訳でもなく、借りたいものが他者に借りられているという事もよくある。
 
 そんな時はアジア系の映画も時々借りる。
日本でも人気のチャウ・シンチーの「少林サッカー」や「カンフーハッスル」も当然観た。
 観た時は、もちろん、すごく面白かった。
 カンフーの技(わざ)がユニークで面白い。

ところが、しばらくしてから、新聞だったか、週刊誌だっか、ネットだったか、出典は忘れたが、
 「このカンフーハッスルと言う映画はアジアで非常に人気が出た。特にある老夫婦が出てくると、映画館内では、大爆笑が起こった。(ところが)日本で上映された時は、そこでは笑いは起きなかった」と書いてあったと思う。

 確かに、面白かったが、どういうことだろうかと思って調べてみた。

 すると、この老夫婦は、名前は「楊過(ようか)と小龍女(しょうりゅうじょ)」で、中国の金庸(きんよう)さんの有名な小説「射鵰(しゃちょう)3部作」の第2部作品『神鵰剣俠』(しんちょうけんきょう、原題:神鵰俠侶)』に出てくる、絶世の美男美女であって、アジアの国で、この2人の名を知らぬ者はいないくらい有名である、ということらしかった。
 
 その有名な美男美女カップルが、何年も経って、と「カンフーハッスル」の中で、思わぬ変化をして現れたので、皆、大爆笑だった。
 金庸さんの自他ともに認める大ファンのチャウ・シンチーは、彼の映画の中でたびたびパロディやら何やらで、その尊敬を表す。もちろん、金庸さんの了解を取って、と言うことらしい。

 そこで、借りてみようと。
 この「楊過と小龍女」の出てくるのを。
 はい、演じている俳優が「美男美女」かどうかは、個人の好みだけど、この金庸さんの連続ドラマにハマってしまいました。
 この2人の物語はちょっと特別だけど、他にもっとちがうのもあるし。
 他のもレンタル店にあれば観るようになりました。

 なるほど、面白い。
 チャウ・シンチーもすごいなっと。

 最近、トニー・レオンがブルース・リーの師匠だった「イップマン」役を演じた
「グランド・マスター」が話題になりました。
 今やとても有名なトニー・レオンを、かって TV界に誘ったのが、この、同じ年齢のチャウ・シンチーだったようです。

 「カンフーハッスル」ももう一度観てみたい映画です。

 それではまた。

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