9月になりましたね

今月は敬老の日がありますね

孫の保育園でもそういうイベントがあるのかな〜?

いつの間にか立派なおばあちゃんの立場になっている

そんな自分に驚きます

 

 

バイオリン、弾ける?

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息子のバイオリンです
 
 
フルサイズのものと一番小さいもの
家にはこの2つのバイオリンが残っています
 
 
息子が初めてバイオリンに会ったのは
2歳4ヶ月の夏でした
お盆に私の父方の祖母の家に行った時
私の従兄弟の息子達がバイオリンを弾いてくれました
私もピアノを弾いていたので
女の子が生まれたらピアノを習わせたいな〜と
なんとなく思っていましたが
息子には音楽のお稽古事は考えていませんでした
 
 
従兄弟の息子達(10歳と5歳だったかな?)の
バイオリンになぜだか興味を示した息子は
小さなバイオリンを持たせてもらい大喜びでした
それから息子は本や棒などを顎の所に挟んで
バイオリンを弾く遊びをするようになりました
 
 
じゃあ、バイオリンを習ってみる?という事になり
先生を探してみたら 歩いて行けるご近所に
スズキメソッドの先生を見つけました
3歳になってすぐの春からレッスンを始めました
先生は当時40代で高校生の一人息子さんがいました
松本の出身で鈴木先生からバイオリンを習ったという
ちょっと浮世離れしたお嬢様先生でした
 
 
初めはバイオリンを脇に抱えて歩く
顎に挟む、弓を持って100回動かす
それだけのレッスンでした
バイオリンを習いにいって覚えたことは
100まで数えられるようになった事でした(笑)
 
 
一人っ子で大人しい性格だった息子は
幼稚園に入った時に元気な男の子達に
ついていけないような事がありました
同じ一人息子の母親であるバイオリンの先生は
うちの子も同じだったわよ〜
腕白な子にはどうしてもついていけないよね
そんな時はね、私は息子と一緒に
思いっきり腕白な子の悪口を言ったのよ
紙袋に向かって悪口を言って
最後はその袋をパーン!と割るのよ
そうやって発散するのよ・・と教えてくれました
 
 
息子が小学4年生か5年生の頃
初心者だけを残して教室を縮小する事になり
息子達は先生のお弟子さんだった
若い先生の教室に移る事になりました
新しい先生は大学を出たばかりの
仲間由紀恵さん似の美人の先生でした
(↑息子の初恋の人らしい・・・)
それからこの先生に高2の夏まで習いました
 
 
今はもう全然バイオリンなんて弾けない息子ですが
お兄ちゃん達と一緒に弾きたい!と始めたレッスン
初めてバイオリンを聞いた夏から2年後
やはりお盆に祖母の家に行った時
お兄ちゃん達と3人で並んで
嬉しそうにキラキラ星を弾いた息子の笑顔
あれが息子の1番の晴れ姿だったような気がします
 
 
こうしてバイオリンの思い出話を書いたのは
この春、バイオリンの先生が亡くなられたからです
夏になってご主人から葉書を頂きました
今は先生のお宅とは少し離れた所に住んでいるので
葉書を頂くまで知りませんでした
 
 
バイオリンを練習する時はずっと私と一緒でした
中高生になってからも私がピアノで伴奏するから
その弾き方は違うでしょ!音が違うでしょ!と
バイオリンの練習中はいつも怒っていました
息子に先生が亡くなった事を知らせた時
「バイオリンの練習は嫌な思い出が多いよね」
と息子に言うと
「嫌な思い出より楽しかったことが多いよ」
と言ってくれました
(気をつかってくれたんだと思いますが)
 
 
息子と私の名前で先生にお花をおくりました
先生と過ごした時間は私達親子の宝物です
カードにそう書きました
母親と男の子は共通の思い出を作るのが
難しいのかもしれませんが
バイオリンは私と息子の大切な思い出です
 
 
最近見た「30だけど17です」という韓ドラ
主人公はバイオリンを弾いていました
少女の頃の思い出の曲として
「2つのバイオリンのための協奏曲」が出てきます
息子が好きな曲でした
物語の少女と同じ頃 息子もこの曲を弾いていました
この曲を聞くとあの頃の息子を思い出して
懐かしくて、ちょっと泣きそうになります
 
 
10月から大人のバイオリン教室が舞台になる
「G線上のあなたと私」がドラマになります
原作漫画が好きで読んでいます
秋の楽しみなドラマです
 
 
最後はおまけのすうちゃんとバイオリンでした