2回目の妊娠をした時のことです。

当時通っていた不妊治療専門の病院で妊娠の検診をしてもらいました。
5週では何も見えず、1週間後また病院へ行きました。
おそらくダメだろうと思いながらも一縷の望みをかけて検診にのぞみました。


エコーで子宮を見てみるとそこにはちゃんと胎嚢が映っていました。
これで子宮外妊娠ではない事が分かり少しほっとしました。

しかし週数にしてはサイズが小さい。
それに胎芽もめちゃめちゃ小粒。
ほぼほぼ流産決定でしょう、との事でした。
また1週間後に検査してどうしていくか決めましょうとなりました。

まさかの2回連続での流産でした。
予想していたとはいえやはりショックでした。
でも家に帰ってから涙は出ましたが、1回目ほどの辛さはありませんでした。
やっぱり辛い事でも慣れちゃうんですかね。
人間の適応能力ってすごいなと思いました。


そして1週間後病院へ行き流産が確定し、先生と相談した結果前回と同じ病院で掻爬手術を受ける事になりました。


ここからは1回目の手術の時と一緒です。
ただ気持ち的には2回目なので余裕がありました。
前回は夫の車で行き帰りと一緒だったのですが、今回は仕事があったので私は自転車で行き、自転車で帰ってきました。
もちろん手術前後は付き添ってもらいましたよ。
今思えば心配をかけまいと少し無理をしていたようにも思います。

そのせいではないですが術後2日くらい激しい腹痛がありました。
特に問題があるわけではなかったのですが、しばらくの間うずくまってしまう程痛かったです。

こうしてあっけなく2回目の妊娠も終了してしまいました。
まさか自分が2回連続で流産するなんて思ってもいませんでした。
年齢にもよりますが、30代前半だと妊娠した人のうち15%くらいの方が流産するそうです。
それを2回も引き当てるとは…
なんとも言えない気持ちでした。


そして2回流産して思ったことは、子供を産むって本当奇跡なんだなと。
全体数でみれば何事もなく出産してる人がほとんどなんだろうけど、自分にはそれがとても難しいことに感じていました。