元気ではないという罪悪感 | くまさん's family ~おてんば娘と気管切開の息子~

くまさん's family ~おてんば娘と気管切開の息子~

長女2014年3月14日 出産
長男2016年12月19日 出産
 
長男はピエールロバン症候群など先天性の疾患を抱えています

くまさん(主人) 38歳
すー(筆者)   35歳  

のーーーんびり更新中 

くまさんの親戚の方々は
明るい方々ばかりです


くまさんのいとこたちは女性が多い中ですが
嫁の立場の私に
気遣って
声を掛けてくれたり
とてもよくしてくれます


くまさんのお母さんも
それはそれは明るい方です


お姉ちゃんを出産する前も
息子を出産する前も
必ず
『健康ならそれでいい』
子育てに悩んだときも
『健康ならいいんだよ』
と言ってくれていました


今になって思うことは
その
『健康』
がこんなにも難しいとは…


遺伝子とかには
相性があるらしいよ
と言われました


では
くまさんと私の
相性が悪かったというのでしょうか


言われたことに
ちょこちょこ引っ掛かってしまう
そんな余裕のない自分にも
嫌気がさします


今年の年末年始も
くまさんの親戚の恒例行事で
みなさんが集まります


正直気が重いです


きっと

大変だよね…?
大丈夫…?
無理してない…?


声かけられると思います


大変です!
大丈夫ではないです!
無理もしてます!

…なんて言えない(笑)


出産した子が
たまたま元気ではなく
障害をもって生まれただけのことなので
生まれてきてくれたことは
親としては本当に嬉しいんです


「出産おめでとう!!!」


と明るく言ってくれたら
それはそれは心から嬉しいです!


障害を持って生まれた子は
その子にとっては
ありのままの普通の姿で
普通というのは
大人が植え付けたものなんです


お姉ちゃんにとっての
普通の赤ちゃんは
お風呂上がったら
「首変える??」
(カニューレバンドを交換する)

ぜこぜこしたら
「吸引する?」
が普通なんです


『かわいそう』
と思われてしまうような息子を生んだ私は
やっぱりつらいです…


人目はやはり気になります…


親戚なら尚更です


今後も身内で誰かにこういう障害を
持った子が生まれてしまう可能性がある
ということを作ってしまった私…



何も悪いことをしていないのに
罪悪感です



こうやって
誰かに何かを言われたわけでもないのに
考えてしまう自分も嫌です


自分の中で
開き直れる瞬間が
早く来てほしいです