食欲・音楽欲 | Styrism STAFF BLOG

食欲・音楽欲

皆さんお元気ですか?

スタイリズム森中です。

先日、最近食欲が増しているという事を少し書きましたが、5日ほど前に食中毒になってしまいました。
寿司と牡蠣フライがどうも怪しいのですが、夕食を終えた2時間ほど後(夜中3時頃)に呼吸困難に見舞われ、胃腸の激痛を感じ、翌朝病院に駆け込みました。

消化の良いうどん、お粥しか食べれない日々が続き精神的にも辛いですが、しっかり休む方が気が滅入りそうなので、完治した事を想像しながら、食べたいものリストを頭の中で作っています。(笑)皆さんもお気をつけ下さいね。




僕はずっと音楽業界で仕事をしていますので、通常の方よりは音楽に対しての知識、情報量は持っていると思いますが、音楽が好き!という気持ちや必要性は、多少のバラツキがあるにせよ「無くてはならないもの」という想いは皆同じだと思っています。

無音の生活なんてあり得ないし。

音楽は過去の思い出、時代を思い出させてくれる。
音楽は自分の気持ちを代弁してくれる。(悲しさ、楽しさ)
音楽は仲間を作ってくれる。
音楽は悲しい映像(絵)を楽しく見せる事もできるし、楽しい映像(絵)を悲しく感じさせる事もできる魔法のスパイスでもある。

などなど魅力いっぱいです。

ただ残念ながら現在、録音物(CD、デジタル配信含む)のセールスは不況。

それはお金を払いたくない、昔より他の娯楽にお金がかかるから(携帯、インターネット等)等の要因だけで片付けれる程、単純なものではないと思います。

原因は様々な要素が絡み合ってはいますが、僕が感じる、とりあげたい1つの要因は、

「本来日本の消費をこれからどんどん支えて行く若者層から見て、残念ながら''音楽''があまり''イケテナイ’’''進化がない''から。(音楽を聞く事、好きな事が''イケテナイ''のでは無く)」

音楽と映像を比較して下記に例を挙げてみますと


<音楽>
音質、クオリティーが上昇どころか、下がっている。

メディア...レコード、カセットテープ~CD(ここまでは賛否両論あれど一応上昇)~Mp3(圧縮、劣化)※ハイレゾ、Super Audio CDはオタク的で主流にはなっていない。

主流な再生環境...ステレオシステム~デジタルオーディオプレイヤー~携帯~パソコン

 
<映像>
クオリティーが誰でも分かりやすくどんどんあがっている、アナログ~デジタルの違いも分かりやすく革新的。

メディア...ビデオテープ~DVD~ブルーレイ。
主流な再生機器...ブラウン管~プラズマ、液晶~どんどん薄くなり~3D、4K等が主流に。

昔はテレビよりコンポ、ビデオテープをたくさんもっているよりアナログレコード、CDをもっている方が''イケテル’’感じがしました。

目は耳よりクオリティーの違いが分かりやすいという差はありますが、音楽もクオリティー高いメディア、再生機器がこれから先、主流になる時がくれば!と淡い期待をしています。(もしデジタルダウンロードがCDよりダウンコンバートされたものでなく、ハイレゾクオリティーでi-Podの様な新しいスタイルを提案出来る再生機器が発売されたら等)

その時が来るまで、音楽そのもののクオリティーは下げないという''音楽欲''を忘れずに現在の音楽ビジネスに向き合って行きたいと思います。

乱筆失礼致しました。

スタイリズム 森中