レコーディングスタジオ ''monogram sounds'' | Styrism STAFF BLOG

レコーディングスタジオ ''monogram sounds''

みなさん、やはり秋は食欲が半端ないですね。
僕も1日4食、お腹いっぱい最近は食事をしてしまいますが、運動は全くしていないのでちょっと心配です。

今回、書かせて頂くのは弊社の4本柱の1つ’’レコーディングスタジオ''monogram sounds''の運営'''です。

昨今、CDのセールスが激減しているという話しは皆さんご存知かと思いますが、それに従い、音楽制作費、宣伝費、販促費は激減しています。(言い出したらキリがないくらい広範囲で予算は削減されてます)

今回、こちらでお話をしたいのは音楽制作費です。

最近は昔よりパソコンソフトの発達等で制作費が確実に昔より抑える事が出来るようにはなりましたが、大切な''クオリティー''という一番大切な部分が軽視されている気がします。(あくまで主観ですが)

弊社のアーティストはこの部分にとても敏感で追求するアーティスト、エンジニアが多いのでクオリティーをサポートする場所=レコーディングスタジオがあればいいなと常々思っていました。

レコーディングスタジオを所有してプラスになる点は

1、弊社アーティストのDEMO、実験したい事等を無料で追求出来る。
2、時間が許す限り、音質の向上を予算を気にせず行える。
3、低予算のプログラムでもスタジオ料金を安くする等、総合的にコントロール出来る。
4、アーティスト、ミュージシャン、音楽関係者と触れ合う機会が増える。

等多数です。

しかし、本格的なプロ仕様のレコーディングスタジオを1から作るのには多額の投資が必要となり(ただでさえ、今は先ほどの制作費の減少もありレコーディングスタジオの運営は難しい)願望はありつつも現実味はありませんでした。

ですが、2012年の夏に、伝説の音楽プロデューサー佐久間正英さんが80年代音楽黄金期に作られた''Dog House''スタジオが空くので興味ありますかとご紹介いただく機会がありました。

1からスタジオを作るよりは費用が抑えれるのは大きな魅力でしたが、修繕、新たな機材の購入、家賃の増加を考えると冷静に考えなくてはいけない部分があり少し悩みましたが、結論を出すのに2週間しか時間が無い状況でしたのでスタジオを一度見せて頂き、一番大切な音の印象が良かったので、即決しました。(スタッフはかなり驚いてましたが)

某有名マスタリングエンジニアの方に強力なアドバイスを頂きながら、弊社所属のレコーディングエンジニア池田新治郎を中心に、とにかく''音’’がきっちり判断出来る、モニター環境がすばらしいコントロールルームを作ろうとスタジオを仕上げてきました。(ブースはあまり広くないのですが、佐久間さんはここで録音するドラムの音がとにかく好きらしく、弊社で運営してからもレコーディングに来て頂きました。GLAYやジュディマリのドラムもここで録音していたみたいです)

やはりレコーディングスタジオの運営、経営はとても大変ですが、弊社はレコーディングスタジオの運営のみをやっている会社ではないので、スタジオ運営は赤字でも見えない音楽のクオリティーアップ、新しい試みのお手伝いは出来ているのではないかなと思ってます。

音楽不況と呼ばれる今だからこそ、クリエイティブの強化は強みになると思ってます。

レコーディングスタジオをお探しの皆様、ぜひ一度お気軽にご連絡ください。色々意見交換等もさせて頂ければと思ってます。

monogram sounds
http://www.styrism.com/studio/index.html