
はるばる登って来ました。
リヨンの街を見おろす丘の上の教会。

ノートルダム教会。
(今度はケーブルで)
ネオビザンティン様式とのこと。
ビザンティン風モザイクが、そこかしこに。



マルセイユの丘の上の教会も同じ頃の年代だった。
19世紀末から20世紀初頭。
その時代の息吹と情念を感じる。
マルセイユでは、航行の安全を祈ったお礼の石板がたくさん書いてあったけど、
こちらで同じような白い板にかかれているのは、

「マリア様ありがとう」100年も前の人。
素敵。
ステンドガラスも近代風。


一番のお気に入りは

聖堂のアプスの真ん中に、優しい羊。
そして、この教会の前に咲く花。


細やかで愛らしく。
そういえば、どちらも心癒す淡い紫色。
この丘には19世紀まで何も建っていなかったのかと言うとそうでもない。
川を見下ろす丘の傾斜には、
はるか2000年近くも前に造られたローマの円形劇場



ここに腰掛けると、小豆島の池田の桟敷を思い出す。
時空を超えて、演劇に興じる人々の興奮がはじける。
廃墟はローマ時代の遺跡ばかりではなかった。
この丘を降りながら、たくさんの近代の廃屋をみかけた。
鎌倉が世界遺産麩登録の判断が出たとのことだが、
リヨン旧市街は世界遺産。
文化遺産の保護とそこでの生活の兼ね合いは、難しい問題を抱えている。
登録も大事だけれど、そこに住む人がどれだけその街を愛しているか、、、。
merciという石碑を思い出す。
遺産は人の心の中に。