14日間のリブレ生活でLibleLinkに推定A1Cが表示されています。この推定値について

実際に病院で測定したHbA1cの値より低いという報告を糖尿病ブログ界隈で目にします。

 FreeStyleリブレで測っているのは間質液中のグルコース濃度で、乖離の少ない当たりの

センサーなら、凡そ10分遅れの血糖値と思って思っていいでしょう。データ分析 その1

のLibleLinkの平均グルコース値から推定A1Cを算出しています。

 これは2008年のADAG (A1c-Derived Average Glucose) 研究で得られた式を使って

計算されています。

 

 ADAG研究の式 HbA1c (%) = (平均血糖値 + 46.7) / 28.7

 私の場合はLibleLinkの平均グルコース値は 114 mg/dLでしたので、

ADAG研究の式 HbA1c = (114 + 46.7) / 28.7 = 5.6 % (小数点第二位で四捨五入)です。

 

 LibleLinkの推定A1C:

 

 

 私の直近の病院で測ったHbA1cは6.2%ですので、リブレの推定値は0.6%ほど低いです。

リブレの推定A1Cと実際のHbA1cの乖離について、私は単純に食後高血糖の寄与分だと思う

ことにしています。つまり食後高血糖を食事の仕方や運動の仕方を工夫して食後高血糖を

抑えることが出来れば、リブレの推定A1Cの低い値なると思っています。

(実際はそれ以外の人種差、測定誤差、赤血球の寿命の差などなどが複雑に関係します。)

 

 highbloodglucoseさんの2023-07-09の記事「推定HbA1c「計算式」篇」のコメント

にも書いたのですが、赤血球中のヘモグロビンのβ鎖にグルコースが付いた状態が、

HbA1cで、そのグルコース(=ブドウ糖)はどのくらいの量なのか計算してみました。

 2つあるβ鎖に1つだけグルコースが付いているという仮定で、ヒトの血液は1ml中に

5E+9個の赤血球があり、1個の赤血球中には2.8E+8個のヘモグロビンがあり、60kgの

ヒトの血液量は4800 mlでHbA1c 6%、グルコース1分子の重さ3E-22gとすると、

 

HbA1cの糖化グルコースの重さは、5E+9 x 2.8E+8 x 4800 x 0.06 x 3E-22 = 

 

 0.12 g

 

でした。

 

 もう1つ、血糖値 100 mg/dlの時の血液中のグルコースの重さを計算してみました。

60kgのヒトの血液量は4800 ml = 48 dlなので

 

血液中のグルコースの重さは、100 mg/dl x 48 dl = 4800 mg = 

 

 4.8 g

 

になります。因みに一般的な角砂糖 1個の重さは 3.3 gです。

 

 吸血鬼がご飯 150 gに含まれる糖質 53.4g を摂取しようと思ったら、53.4 / 4.8 =

 

 11 人

 

の血を吸う必要があるようです。しかもカラカラになるまで。

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