カテゴリーを「こだわり」の話。にしましたが、正直、カットにそこまでこだわって無いような・・・。


副業美容師のケイジです。




今日は「カット」の話。です。



昔話になりますが、あたしにカットの基礎を

教えてくださった当時の上司に最初に

問われた言葉を今でも覚えてます。


「形がいいのは大前提として、1ヶ月程度で崩れて稼げるカットと暫く持って稼ぎにくいカットのどっちを習いたい?」


と、言い終わるより先に「持つ方で」と生意気な返答をしました事を今でも覚えております。

その後、スタイリストに上がり、

試行錯誤にそれなりのヘマをし、

今では理論に基づいた考えと

お客様へのご説明が出来るようになりました。



所詮、美容師は生えてきた髪にしか何も出来ず、

髪型を扱いやすくするお手伝い迄しか基本出来ません。



誰かの人生を変えてやろうとか美容師側があまり

思うことじゃないと思ってます😅

そんな風に思って頂けたらそれは勿論、

こちらが泣きそうになるくらい嬉しいですが・・・。



お客様には性別、性格、住環境、職場環境等々、

同じ髪型を希望されても、細かな条件が違います。

なので、髪型が出来た向こう側を

出来る限り想像したり、カウンセリング時に

お伺いする必要があると思ってます。

「長さを切りたい」の感情が芽生えたきっかけが何か?

季節なのか、家族からの指摘なのか、職場での注意なのか

恋人からの要望なのか・・・。



以前「除霊」を目的にカットをした事がございますが、

その話はまた別の機会に。



長さ切るだけでもかなり細かくお伺いするようにしております。



量を減らしたいなんかはお伺い内容がもっと多くなります。



それらに合わせてカットの手順?技法?は

三つ程パターンを用意しております。



1,シャワーで濡らして(或はシャンプーして)から切る

ベーシックなサスーンカットとも呼ばれるカットです。
ワンレンや前下がり等、直線的な切り口のスタイルを切る時に一番向いていると思います。


2,ご来店したほぼそのままの状態で切る

これは時々、驚かれます。
スタイリング剤をあまり付けてない状態が望ましいです。
男性のショートやレイヤー(段カット)等、要所要所でスプレーで毛先を濡らす程度はしますが、殆ど乾いたままで切ります。
濡らしてカットをするより直線的な切り口を切るのが難しくなりますが、ほぼ根元が「普段、お客様が乾かした状態」なのと 、毛流れや髪質等による根元の立ち上がり具合を殺さずに切るので、その時点でまとまりのある状態で切れれば、特別な乾かし方を求めずとも最低限の形の保証ができます。
勿論、生え癖やつむじの方向でお客様に向いた乾かし方をするとより良い纏まりが得られます。
あと、やっぱり切ってから洗うのが一番気持ちいい。


3,シャンプー&ブローの後、一段づつアイロンを掛けながら切る

もとはアメリカ、ニューヨークのセレブサロンで採用されている切り方らしいです。
特に習った訳では無いですが、以前、うねりが出やすい方にしましたが収まりが断然違ったそうです。
これに関しては殆どあたしの趣味でやってるところがあります。
だって習ってないもん。
理屈としては毛髪のコンディションを一旦フラットにし、ブローで全体の根元に自然な立ち上がりをだし、低温のアイロンで余計なうねりを取って、テンションを強くかけないように切ると、下ろした毛先の誤差が最小限に抑えられるのと、毛量が単純に本数で多いのか、過去の梳いた毛が影響して広がってモサっと見せているだけなのかが細かに解るので、髪質上、一番最適な量調整が出来るのもポイントです。
特に女性の方で伸ばしたいけど扱いやすくしたい方、クセやうねりが気になるけど矯正が出来ない、したくない方にする事が多いです。
本場ニューヨークでは2時間くらいかけて¥30,000くらいするそうですが、あたしは¥5,000+税です。
だって特別習ったわけじゃないもん。






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本日も最後までお読み頂きありがとうございます。

カットでお困りの方、是非一度、ご来店くださいませ。