北海道を離れ大阪へ行くことになりました。

この話をするには随分時間を遡る必要がある
19歳の夏
それはもう15年前のこと
専門学生一年の夏
専門学校のプールに行き
そこで仲良くなったのが
いわゆる【彼】だ

専攻を変えるチャンスが一度だけあり
スポーツインストラクターの勉強をしたかった
僕はクラスを変えた

その専攻クラスが変わる前の日にプールで出会ったのが彼。
そこから今日まで繋がっている

その日からクラスメイトになり
よくウチに泊まりに来たり
朝までカラオケをソフトドリンクのみで
過ごしたり。
よく唄っていた
ORANGE RANGE
ゴイステの銀河鉄道の夜
GLAMOROUS SKY
GLAY
L'Arc-en-Ciel

独りでは唄い切れなくなっています。

今思うことは
彼が居たら
僕は北海道にいたと思うし
何かにチャレンジしたり
冒険したり
現状を変えて何かをすることはなかっただろう

院長になることも
インストラクターとして何かをしたりすることも
今僕にあるコミュニティはなかったと思う

彼が居なくなったから
僕が彼の代わりにとまでは言わないけれど
色んなことを重ねて
ダブらせてきた。

彼は大切な親友です。

だから彼が行った大阪へ
彼が憧れた人に誘われて
彼の周りに集まっていた
信頼出来る先輩、仲間、ライバルが居る地へ
導かれているようにさえ思った。

彼のお母様に
大阪行きを決意したと話した時に
凄く喜んでくれたこと
彼を重ねて僕を応援してくれたことを
誇りに思います。

彼が居たら
今の僕ではなくて
彼が居ないから
今の僕

それは皮肉なことのようで
それは運命なのかもしれません。

僕には夢があります
【子供の未来がいつの時も輝いていなければならない。その子供達が未来に夢や希望を抱ける未来を創る為に頑張る大人】
それが15歳の卒業文集に書いた夢です。

大阪に行ってそれは叶うと
思っているわけではありません。
環境を変えて
頑張らないといけない状況下での時間を
過ごすこと
尊敬する人と
尊敬する人達の近くで仕事をすることは

僕の人生において
大切な時間になり
大阪に行かない時間と
行った時間
どちらが何年後かの自分が成長出来るかを考えて
出した結論です。

具体的に何というものはありません。
何故なら
僕はアーティストで抽象的だけど
なんだかワクワクすることに心を掴まれてしまうんです。
だから不確かな抽象的だけど
楽しいことの為の旅立ちです。

僕は彼のためになど生きられないし
彼が見たかったモノを見ることが出来ないかもしれないし
彼が成し得なかったことを
共に成し遂げたいと思うけれど
僕は彼を生きることは出来ない。

僕が僕らしく生きた先に
彼との約束を果たせる未来が来るかもしれない

19歳の夏
僕たちはまだまだクソガキで
何もわかっていないくせに
理想と幻想を語ってしまっていた

でもね
きっとあの日があって
彼の居ない今があっても
ずっと変わらずにあるもの
それが
繋がり

あの日から今日まで繋がっているものは
僕ひとりのものではないけれど

ないからこそ
大切にして
生きていこうと思います