今朝の朝ドラは、さながら「吉田鋼太郎劇場」
朝ドラ「あんぱん」(79回)
いやあ、何だか今朝はもう、朝ドラって雰囲気ではなかった。
釜次さん、釜爺~の今日でお別れの為に用意された15分。
しまいには、この私も朝ドラ観て一寸危なかった。
涙が、、、。
もう、鋼太郎さん、完全に舞台だよ。
ズルいよ!シェイクスピア俳優が、本領発揮しては、、、(笑)
これって本はあるし、演出もいるんだけれども、何か
「吉田鋼太郎さんに、今日はお任せしますから、自由にお好きな様におやり下さい!」
的に、プランも任された様な空気、匂いがしてた。
今は亡き息子の結太郎?(象徴である形見の帽子)へ向け語ると言う体でいながらも、周りの家族への自分の思いと、一人一人を粒立てて行くやり口なんか、もう、あざといヨ鋼ちゃん~~。
<これ、実は私の亡き父の形見>
<服装の好みだのは全く違うが、これは大切に取ってある>
別に、主役やその他の脇の役者連と競う必要も無いが、そして、いつも脇としてその人たちを支えながら、個性をキラリと十分に光らせては来たが、今日は格と言うか力の差をしっかりと観せて魅せてくれた。
有難う~~お疲れ様でした。
ラストのシーンなんか、ちょっとクサイが舞台だよなああ~~
今週
第16週のテーマが「面白がって生きえ」。
これ、私が常日頃思ったり、人から聞かれた時に答える「面白がる」と言う、敢えて言うと信条みたいな思いがこの言葉。
特に、Boltenとなってからは、一段とその思いは強い。
信条とか、何だか偉そうに聞こえるが、もうこの年になったら臆面なく言っても、とやかく言われないだろう!(笑)
だから、私の思いを釜ジーが、代わりに言ってくれている様でもあり、釜ジーから自分に言われている様でもあり、兎に角、心に響いた。
鋼太郎さんの演出でも、出演を兼ねてでもいいが、シェイクスピアが何だか無性に観たくなったゾ。