【サン・ジョルディ】
スペイン・カタルーニャ地方の守護聖人の騎士。
スペイン生まれのイベント。
「バラの花」と「本を贈る」日とされている。
「本の日」とも呼ばれ、カタルーニャ地方では、“親しい人に本を贈る記念日”とされている。
日本では、4月23日が「子ども読書の日」に。
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
親しい人に本を贈る記念日に、文豪の名作を、友人から聴かせて貰えた。
「田中泰子さん」は、もう、古くからの友人の部類に入る。
定期的に朗読会を、これももう何時の間にか、かなり長いこと継続して続けられている、朗読家だ。
私は、そんな中、未だ今回が4回目位になる参加だが、たまたまとは云え、「サン・ジョルディの日」が当日とは、何だか嬉しくなる。
今日のお題は『明治四十二年生まれの作家二人』。
明治42年生まれの作家二人・ご報告&御礼 : 朗読 田中泰子の世界 すのーふぃーるど
太宰治と松本清張が、この同じ年に生まれている作家との事。
今日扱う作品は、『水仙』に『天城越え』。
『水仙』
太宰は、子供に毛が生えた様な頃、所謂、青春時代に、(誰でもそんな時期がある様に思えるが)取りつかれた様に読んだ作家だ。
墓参りとかにも行ったが、、、何だか、とても遠い昔の事の様。
あの新潮の黒と白の文庫のデザインも、懐かしい~~
太宰が、自死心中の前日に相談に訪ね、主不在で空振りに終わった大宮の酒屋さんの前を、先日通ったが、これも太宰復活への予兆か?(笑)
久々に本を手に取ってみるか。
清張さん、この方は原作が圧倒的に映画化・テレビ化され、取り上げられている作家だ。
そんなことで、映像からの逆パターンで、原作に戻って読んだこともある。
でも、いまだに清張さんが芥川賞作家ってのが、ピンと来ない。
印象的には、直木賞だろう、(笑)
又、清張さん展開の歴史観、これも又面白い。
『天城越え』も、今まで色々な方が演じられている。
NHKドラマの大谷直子と鶴見辰吾もよいが、あの映画の田中裕子は、印象深いなあ~~。
『水仙』と言うタイトルが呼び込んだのか、前後の日は晴天なのに、今日この日だけが、かなり纏まった雨、、、。
待てよ、前回2018年@上野も、かなり纏まった雨だった様な(笑)
主催者から前日に
『明日は雨模様、くれぐれもお足元お気を付けて。
改札出て左の階段が出口ですが、右へ行くとエスカレーター、エレベーターが有ります。
道路の反対側に出てしまいますが。
懐かしい顔にも会えるかも…
お待ち申し上げております🙇』
の御連絡が届く。
何とも、ボルテンを労わるお言葉に、身も心も軽く向かえた。
南青山MANDALAって、本当に久々。
そして、本来ホームグラウンド感のある青山辺りも、BOLTENには久しぶりとなった。
あらあら、途中何かがあった時に抜けても目立たない場所を、会場係の方に手配して頂き、入口近くのカウンター向いの席を「ご予約席」としておいて頂けた。
心から感謝です。
有難や~~。
久しぶりに、太宰と清張さんの世界に浸る時間を味わえた。
本線の朗読会の内容は勿論、結構だったが、お蔭様で、加えて古い仲間達と会えた。
席の隣が、宇佐美一生さん。
そして、都内の主要ホテルで何れも売れっ子として活躍していた司会者仲間の、HNさんRNさんの女史お二人とも再会。
皆、どちらかと云うと、年齢も比較的近い(だと思う(笑))仲間!
何だかもう、それもこれも、懐かしくて嬉しくて、とてもとても幸せ感に包まれました。
これは、私だけではなく宇佐美さんも、そして写真の表情から見ても、皆、みんな、そうだったに違いない。
何だか本当に楽しかったなあ~~!
皆が喜んでいるのが、自然、伝わって来た(笑)
こう言う刺戟って、人生には必要!
素敵な麻薬に、アドレナリン&ドーパミンも全開。
これも、こう言う場を作れる方の、人間力!ハイ。
有難う~~!!
こういう事を定期的に出来る“引き出し”を持つ主催者さん、素敵です、有難や~~~。
杖オジサンのボルテンとしては、最近滅多に出ない都内で、且つ、傘に杖の二刀流(大谷ではなく、武蔵の方)は、流石にチト疲れた。
やはり雨の日は、気も張るし、緊張もする。
今迄なら当然、アフター🍷🍺へ、軽く行く。
でも、都内のラッシュの恐ろしさを身をもって知る身、後ろ髪を引かれつつも、家路へ向け速攻退散で、お蔭様で程良い時間に、無事帰り着けた。