7月6日(水)、第19回「スタイリング&ボディフィッター実践講座(東京)」が、(財)東京都中小企業振興公社(秋葉原庁舎3F)にて開催された。
イメージ 1  東日本大震災復興の現状等を思いやりながらの実施となったが、参加された企業からは、「体系的に学ぶことから今までのやり方を見つめ直し、きちんと他との差別化を図るために」(オーダー服) 「説得力のある実学を身につけてお客さまからの信頼感を得ることが大切と考えた」(ラグジュアリーブランド) 「チャンスというわけではないが、こういうときだからこそのフィッター実践講座だとみた」(修理・加工) 「単なるお直しだけのセミナーとは違う内容で、すぐに実践できるものだと聞いた」(フォーマル服) など率直な声が聞かれた。

また、個人参加の方々からは、「スタイリストとしての感性も大事だが、やはりオールラウンドな技術と知識が欲しいから」(スタイリスト) 「対顧客の現場で発生するテクニカルな問題があまりにも多いため」(リフォーム) 「デザイナーとして幅をひろげ、同時に、ユーザー の視点をもっと知りたい」(デザイナー) など積極的な受講意図が目立った。
 今回は、先にご報告した西日本(6月28日・(財)西播地域地場産業振興センター)開催とあわせて、合計21名の新たな「スタイリングフィッター&ボディフィッター(商標登録)」が誕生し、講師・児玉千恵子から直接、「認定証書」が一人ひとりに手渡された。
 
  そこで、資格取得者から、現在までに届いた「修了後アンケート」のいくつかを紹介する。(以下、原文ママ)
 「児玉先生のインストラクションは、現場的で解りやすく、説得力がある内容で、実際売場経験をお持ちである由と思いました。教育を担当する者としても大変勉強になりました」(教育担当)
 「採寸の実技なども、正解が出せるまで見ていただきありがとうございました。お直しの以前に、フィッティングが大切と改めてその方法を目にし、これからの自らの仕事へ、ぜひ反映させて行きたいと思います(まだまだ、勉強しなければですが…)。…不快感をあたえない様な言葉の言い回し方などは、特に即、活かしたいと思います」(FA)
 「一日がとても短く感じる程、もっといろいろお話を聞いていたいと思いました。…流行だけでなく、ゆとりの必要性もわかりました。…また、まちがった、無理なお直しをしていた事も反省いたしました」(FA)
 「カラーリングについては、少しは学んできたのですが、肌の色との相性についてもっと深く知ろうという気になりました」(デザイナー志望)

 なお、第20回「スタイリング&ボディフィッター実践講座」秋季開催は、10月となる予定。
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