6月11日(金)、「既製服のフィッター」のパイオニア・第一人者として知られる児玉千恵子の第17回『スタイリングフィッター実践講座』が、東京秋葉原の東京都中小企業振興公社で開催された。
  2002年より春・秋の年2回開催されてきたこの公開ゼミナールは、同ジャンルでは業界唯一のものとして、「既製服の販促向上に役立つワンランク上のフィッター育成」の任を広く業界で担い、その成果に、厚い信頼を得てきている。
イメージ 2 児玉千恵子が、自ら「作る人」「売る人」「教える人」として積み重ねてきた経験の中から、独自に構築したその内容は、今日の衣料業界の現状や、ファッショントレンド等を踏まえ、「フィッティングスキル」「補正知識&技術」「スタイリングマジック」「難題事例の解明」等、実演・実習をまじえたもので、「スタイリングフィッター」及び「ボディフィッター」(双方とも商標登録)という名称で、近隣諸国をはじめ海外からも注目されるものとなっている。
イメージ 1  今回受講されたのは、いずれも全国に展開する、著名ラグジュアリーブランド、フォーマルウェアのトップメーカー、著名専門店などで、企業ごとに数名のトレーナー、販売スタッフを選抜してグループで参加されたのが特徴であった。
 また個人では、人気のパーソナルスタイリストが、メニューのさらなるバージョンアップをと受講されたり、企業の人事教育担当者が、効果的な販売戦術・戦略を組み込んだ研修プログラムの構築に役立てたいと参加された例も見られた。
 ゼミナールは、昼食と休憩をはさみながら朝9時から夕方5時まで、終始、受講者の真剣なまなざしの中で進められ、最後に「修了テスト」が実施され、「スタイリングフィッター&ボディフィッター(登録商標)認定証」が、児玉千惠子から手渡された。
 
 
 ※今回は、会場設定の制約もあり、定員〆切後のお申込みをお断りしなければならない事態を招きましたが、次回から、このようなことのないよう皆さまにお応えしていきたいと思います。
〔PHOTO:DOMINANT LIMITED〕