Q. カラー診断をするときに必要な知識を教えてください
A.
以下の1〜3の質問に答えてみてください。
これらを知らないと、カラー診断をするのは難しい状態です。
オンラインパーソナルカラー診断や対面のカラー診断の見極めが難しいと思います。
明度や彩度など三属性を数値レベルで理解ができているか、
確認をしていただく方が良いと思います。
テストドレープで黄み青みの特徴、明度・彩度・清濁などを少なくとも3段階(高中低)、
できる方は5段階で認識しておきます。
ドレープの色の確認はトーン表で答え合わせができます。
でも、そもそもこれがわかっていないと、カラー診断はできないです。
いろんな物を見て、その物体の三属性や清濁が咄嗟に判断できないとカラー診断はできません。
まずは、その土台を作ることが大切です。
1.ビビットトーンの明度彩度の数値はどれくらいでしょう?
2.明度⒋5がどれくらいの明るさかイメージできますか?
明度や彩度の数値を発色で表した時に今頭の中でイメージできているか。
3.PCCSやマンセルの設定の違いはわかりますか?
カラーリストが使うカラーシステムで多いものがPCCSやマンセルですが、
仕組みが違っています。
色相環の成り立ちが違ったり、色相環の数も違います。
三属性でいうと彩度の設定が違うのが特徴的で、
PCCSではsaturation、マンセルではchromaと呼び、日本語では彩度と呼びます。
例えば、ビビットトーンで考えた時に赤の色相を考えると、
マンセルは彩度14くらいまで伸びますが、
PCCSの彩度はマックスの数値が9という違いがあります。