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ギター工房 "style-s-guitar" が発信している近況情報です。

今日はちょっと最近気になってるバンドの話を。

個人的にあまりグロール色の強い音楽は聴かないのですが、これはちょっと衝撃でした。メロディックな部分も多分にあるしグロールの中でも割と音程を感じれる種なことと、とにかくバッキングやリズム隊がものすごくタイトで緻密、基本リードソロが無いのでバッキングも凝っていて複雑で聞き応えがあります。このバンド、前から知ってはいたのですがこのライブ映像を見て改めて強烈な衝撃を受けました。何ていうか、生き様が違う..タトゥーを見てもその潔さと言うか半端でやってない感じが伺えます。とにかくスゲ〜クールなVolのタチアナお姉様。放っている熱量やオーラがものスゴイ。そんなこのバンド、先週調べて今更知ったのですが、ウクライナのバンドだとか。40年前では考えられないことですね。そう言ったバックボーンを知ると伝わってくる音も違って来ます。とにかく強烈。いやホント、たまげました。清々しいまでのこの振り切ったスタイル、他の選択肢なんて無くて繕って無理して商業的にやってる感じもないと言うか生活感すら感じない素の姿に見えます。グロールがあるからメロディックな部分が引き立つ、その反対もしかり、まるでペダルを踏み替えるような歌いっぷり、昔はドレッドだったり様々多様なファッションも見ものです。

 

この曲のメロディー、バッキングもすごく耳に残ります。いろいろテンコ盛り。このグルーブ、全員がガチッと噛み合ってないと出ないこの感じ  ↓

 

 

そんな彼らですがベーシストの方が、本国で起きていることを詳細にインタビューで語っています。

 

 

 

ウクライナであることを知ったこともあって、いったい何を歌っているのかすごく気になっています。歌詞を翻訳ソフトで色々調べてるんですが、なかなか具体的に何を伝えようとしているのか掴みにくくてまだまだ探ってます。最近出た新曲はグッとメロディックになっており新たな展開を迎えているようにも感じます。

 

それとは別にウクライナ繋がりで辿り着いた他のバンド、テンポが目まぐるしく変わるイントロも面白い。ぜんぜん知らないバンドでしたがタチアナ様も参加してます。