近況/U2 | style-s-works

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ギター工房 "style-s-guitar" が発信している近況情報です。

  ん〜〜なかなか減りませんです…色々目が回っていますが、着実に進めておりますので引き続きよろしくお願いします。だいぶ納期が押していまして色々とご迷惑をおかけしております...

 

さて、ようやくディズニー+でやっているU2のボノとエッジのドキュメント番組を見ました。想像以上にとても興味深い内容でした。

バンドを始めた当初、時代は宗教紛争真っ只中。そう言った活動に集中するべきか?それともバンドを続けるべきか?それは当時の彼らにとって重大で難しい選択だったようですね。どうしていいか迷走している中、Sunday  Bloody Sundayのフレーズと歌詞が生まれ、その音と言葉の持つ力強さが音楽を通して活動して行くことへの確信へとつながり、彼らの源となったことがよくわかる内容でした。ウクライナのシェルターへすぐにライブをしに行ったのがどう言う思いだったのかもうなずけます。

当時、中学生だった私は” Under a Blood Red Sky "のレコードを買った後に、ビデオレンタル屋をやっていた親の知り合いからRed Rocksのライブビデオをダビングしてもらい擦り切れるほど見ていました。当時のエッジのギターは本当に衝撃の連続でした。誰とも違う音だし、あまりにも耳に残るフレーズばかり、音楽自体もあきらかに、その当時聴いていたアメリカンロックとは全く異なるものでした。その根底には、その音が生み出された環境と言うかバックボーンがあって、あれだけの音のパワーの源となっていたことを痛感します。歌詞が分からくても訴えてくるものと言うか、そして更に歌詞を知って打たれる衝撃がありました。

 

それで思い出したんですが、昨年末、NHKで放送されていた「ロックが壊した冷戦の壁」と言う、たまたま目にした番組がありました。亡命していたデビッド ボウイが東西ベルリンの壁の向こう側にモニタースピーカーを向けてライブ行った話など映像を交えて詳細にドキュメントされていた番組は驚く内容が多かったです。当時、何も知らなくてもラジオから流れてきた “ ヒーローズ “ に胸を打たれてた自分としては、またその曲が作られた当時のバックボーンを詳しく知ることで今更ながら衝撃を受ける部分もありました。

U-NEXT や JCOM オンデマンドでも見れるようです。

 

下画像はFVのネックもげ修理、初期段階の圧着。Vはジグを作っていなかったので改めて切り出しました。まだまだ修理、製作、改造、もろもろ続きます。