今日はMySQLについてのテクニックをご紹介します。
MySQLは世界でもっとも普及しているオープンソースのRDBMSです。
そのため、phpMyAdminをはじめ各種ツールが非常に豊富にありますが、
コマンドラインから実行する人も多いかと思います。
そんな人のために「SELECT結果を見やすくする方法2選」をご紹介したいと思います。
■縦表示
テーブルのカラム数が多いとき、自動で折り返されるため非常に見づらいです。
必要なカラムのみ抜き出せばいいんですが面倒ですよね?
面倒って言って下さい。
そんなときはクエリの最後の「;」を「\G」に変えて実行してみてください。
テーブルのカラムが縦に表示され見やすくなりました。
■ページャー
縦表示への切り替えは1レコードならいいですが、
複数レコードになると今度は縦に長く表示されてしまいます。
そんなときはページャーを使います。
Linuxの代表的なページャーに「less」がありますのでこれを指定します。
ちょっと分かりにくいですが、SELECT結果をlessコマンドで表示しています。
'-S はlessコマンドのオプションで、行を折り返さないという意味です。
もちろんlessコマンドで使える文字検索やページングといった操作が行えます。
ページャーを閉じる場合は「q」です。
解除するには「nopager」か「exit」により解除されます。
※pagerはMySQL5.6からの機能です。
いかがでしたか?
MySQLシリーズの記念すべき第1弾でした。