SELECT結果を見やすくする方法2選 | 株式会社スタイラジーの「居心地の良い」ブログ

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2008年1月7日スタート!

今日はMySQLについてのテクニックをご紹介します。

 

MySQLは世界でもっとも普及しているオープンソースのRDBMSです。

そのため、phpMyAdminをはじめ各種ツールが非常に豊富にありますが、

コマンドラインから実行する人も多いかと思います。

 

そんな人のために「SELECT結果を見やすくする方法2選」をご紹介したいと思います。

 

■縦表示

テーブルのカラム数が多いとき、自動で折り返されるため非常に見づらいです。

必要なカラムのみ抜き出せばいいんですが面倒ですよね?

面倒って言って下さい。

 

 

そんなときはクエリの最後の「;」を「\G」に変えて実行してみてください。

 

 

テーブルのカラムが縦に表示され見やすくなりました。

 

■ページャー

縦表示への切り替えは1レコードならいいですが、

複数レコードになると今度は縦に長く表示されてしまいます。

 

 

そんなときはページャーを使います。

Linuxの代表的なページャーに「less」がありますのでこれを指定します。

 

 

ちょっと分かりにくいですが、SELECT結果をlessコマンドで表示しています。

'-S はlessコマンドのオプションで、行を折り返さないという意味です。

 

もちろんlessコマンドで使える文字検索やページングといった操作が行えます。

ページャーを閉じる場合は「q」です。

解除するには「nopager」か「exit」により解除されます。

 

※pagerはMySQL5.6からの機能です。

 

いかがでしたか?

MySQLシリーズの記念すべき第1弾でした。