以前の記事でファイル検索について触れました。
https://ameblo.jp/stylagy/entry-12378568101.html
今回はfindコマンドのオプションについて
便利なものをご紹介したいと思います。
以前も少し触れましたがfindコマンドは
非常に豊富なオプションがありますので、
使いこなせば「目的のファイルが見つからない」
なんてことはきっと無くなります。
【ファイル名で検索】
find . -name "*test*"
まずはシンプルにファイル名で検索する場合です。
ワイルドカード「*」が使用できます。
【タイプ指定】
find . -type f -name "*test*"
findコマンドの検索結果には
ディレクトリとファイルの両方が含まれます。
どちらか一方を指定する場合、
-type f、または -type d により指定します。
【更新日時指定】
find . -mtime N
直近N日に更新されたファイルを検索します。
バージョン管理システムにより変更したソースが一目で分かるため、
使用頻度はそう高くないかもしれませんが、
覚えておいて損はないです。
直近N時間に更新されたファイルは-mminを使用します。
また、更新された時間ではなく
アクセスされた時間で検索する場合は、-atime、-aminを使用します。
【条件否定】
find . -not -name "*test*"
指定した条件に当てはまらないファイルを検索するときは
-notオプションを使用します。
上記の例では test を含まないファイルを検索します。
今回はよく使いそうなオプションをまとめてみました。
しかし、findコマンドの真髄は検索結果を利用して
他のコマンドと連携することにあります。
これを次の機会にご紹介するのでお楽しみに!