六正六邪 『 六正 』
帝王学の書『貞観政要』に六正六邪というモノがある。
部下の在り方の正しい事とそうでない事を指している。
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六正
きざしがまだ動かず、兆候もまた明確ではないのに
そこに明らかに存亡の危機を見て、それを未然に封じて
主人を、超然として尊栄の地位に立たせる
これが出来れば「聖臣」である
とらわれぬ、わだかまりなき心で
善い行いの道に精通し、主人に礼と義を勉めさせ
すぐれた計りごとを進言し、主人の美点をのばし
欠点を正しく救う
これが出来れば「良臣」である
朝は早く起き、夜は遅く寝て勉めに精励し
賢者の登用を進めることを怠らず
昔の立派な行いを説いて主人を励ます
これが出来れば「忠臣」である
事の成功・失敗を正確に予知し
早く危険を防いで救い、くいちがいを調整してその原因を除き
禍を転じて福として主人に心配させないようにする
これが出来れば「智臣」である
節度を守り、法を尊重し、高給は辞退し、賜物は人に譲り
生活は節倹を旨とする「貞臣」である
国家が混乱したとき、へつらわずにあえて峻厳な主人の顔をおかし
面前でその過失を述べて諫める
これが出来れば「直臣」である
次回は六邪。
帝王学 六正六邪
