■オウケンブルースリ
前走の京都新聞杯ではダービー上位組みに屈したものの、その2頭は菊を回避。自然と人気になる事は必至だが内田騎手は「前走は権利が取れただけでも上出来。この馬の力はあんなものじゃないし、距離も持ちそう。本気で走れば例え前走の1.2着馬が出てても負けないんじゃないの」とかなり手応えを感じている様子。道中カッカする所がありますが、そこは名手内田が菊対策を構じてくるでしょう。
■マイネルチャールズ
復帰戦の札幌記念は惨敗したものの、同世代の前走では変わり身を見せて2着を確保しました。「札幌記念では全く動かなかったが、前走の感じは春に近かった。距離は少し長いかなと思うけどそれはここに出る馬全て同じ。春の借りは返しますよ」と松岡騎手。皐月賞3着、ダービー4着とこの世代ではトップクラスの力は持っており、使われる毎に調子を上げる馬で叩き3戦目の今回はピークで向かえるでしょう。悲願のGⅠ獲りに向けて視界は良好と言ったところでしょうか。
■ダイワワイルドボア
復帰以降条件戦を2度3着し、迎えた前走のセントライト記念はマイネルチャールズ以下を抑えて完勝。「ずっと乗らせてもらっていた馬だから勝てて本当に良かった。先生は距離が伸びた方が力を発揮できるタイプと言っていたし、菊花賞に出られて本当に良かったです」と北村騎手。菊花賞の勝算は「前走も早めに動いた割には最後までスタミナは残っていたし、距離が伸びていいのは確かです。僕がヘマをしなければ勝てるだけの力は持っていると思います」と強気。距離適性は出走馬中1.2を争うだけに特殊なペースに戸惑わなければ上位もありうる。
■スマイルジャック
ダービー2着馬の看板を背負って神戸新聞杯に出走したが、結果は9着。「いや~前走は掛かっちゃったね。3~4角でハミが外れればあんな事はなかったと思うんだけど。でも前走でガス抜きになっただろうし、掛からずに運べれば本番は巻き返せると思うよ」と小牧騎手。秋華賞ではレジネッタに騎乗し人気を裏切る形になったが、ここでは人気を背負わずに気楽な立場で競馬が出来る。上位人気馬と力差はほとんどないだけに注意は必要。
■ノットアローン
蛯名騎手の騎乗停止により横山騎手に乗り変わりここに駒を進めてきました。最近はいい馬が回ってきているが「そりゃ普段の行いがいいからだよ」とジョークを飛ばしつつも「いい馬に乗るって事は勝たなきゃいけないって事。この馬も忘れてると思うけど俺は新馬戦で跨ってる。あの時はまだ凄いヤンチャな馬としか思わなかったけど今はきちんと成長しているみたいだし、距離は俺の腕でカバーして見せるよ」といつものように強気。セイウンスカイで鮮やかな逃げ切りを決めている騎手だけにこの代打は陣営にとってありがたい。
■アグネススターチ
ダービー以来の初戦に選んだのは自己条件。ここではいつもの大逃げではなく番手での競馬になったが、キッチリ折り合って快勝。「行こうと思えば行けたけどここの事を考えて控える競馬。返し馬からの雰囲気は抜群だったし、負ける気がしなかった。凄く力をつけているし、本番でもチャンスはありそうだね」と赤木騎手。ダービーは惨敗も長丁場で力を発揮しそうなタイプで、ここでも軽視は出来ないですね。