前哨戦では目立たず本番で爆走する上がり馬!
例年、菊花賞を展望する際にささやかれるのが、「春の実績馬VS夏の上がり馬」という構図。過去10年の菊花賞の連対馬20頭中、春の皐月賞とダービーどちらか一方でも出走した経験のある馬は14頭。対して両レース未出走の上がり馬が6頭。数の上では春の実績馬が一応上位。
さて、その本番で連対した春の実績馬14頭。実は全頭がダービー出走馬で、ダービーで二桁着順に惨敗していた馬もいる。ゆえにダービーの着順にこだわることはないが、ダービー馬に限れば本番は【1・1・1・4】で、実力を考えても苦戦といえる。また、この14頭中12頭にはダービー出走前に、芝1800m以上の重賞連対実績があった。
対して本番で連対した上がり馬6頭。この馬たちには「前走でそこそこ好走していた」という特徴があった。前走勝ちで本番も制したのはデルタブルースだけで、そのほかの馬はすべて前走3~6着だった。つまり中距離の前哨戦でやや距離不足だった馬が、長距離戦になって激走するパターンで、実際連対した6頭中5頭は芝2200m以上で連対実績を持っていた長距離砲だった。
前哨戦という話が出たが、ステップでもっとも多いのは神戸新聞杯。京都新聞杯時代も含めれば、連対馬20頭中11頭がこの組。それに続くのが京都大賞典とセントライト記念で3連対。そして1000万特別が2連対。およそここまでが有力なステップといえるだろう。
人気面では1番人気が【1・1・2・6】。安定感なら連対率30%以上の2・4・6番人気の方が上。
脚質面では、差し馬が10連対と中心だが、連対率では逃げ馬がトップ(20%)。京都の長距離GIでは逃げ馬の一発に要警戒。
【データからの有力馬】
オウケンブルースリ・ ベンチャーナイン・ ナムラクレセント・ ロードアリエス・ ダイワワイルドボア・ マイネルチャールズ・ アグネススターチ・ タガノエルシコ ・モンテクリスエス