第69回花賞(GI、26日、京都11R)


 今週もGIシリーズは京都競馬場。牡馬クラシック最終戦の「第69回菊花賞」(芝3000m)が26日に行われます。秋華賞は3連単1000万超と大波乱に終わりましたが、菊花賞も神戸新聞杯の上位2頭が出走を回避し、不穏なムードが漂っています。注目されるのは同3着オウケンブルースリを筆頭とする春2冠不出走で、夏に力をつけた上がり馬たちとなるでしょうね。横一線の大混戦から抜け出すのは果たしてどの馬なのか!?


 神戸新聞杯の上位2頭(ディープスカイ、ブラックシェル)が回避したことで、オウケンブルースリが俄然注目を集める存在に。デビューは4月の福島と遅かったですが、6月の中京・未勝利戦から新潟・阿賀野川特別まで一気の3連勝。神戸新聞杯は後方のインで包まれながらも、最速の上がり3F34秒5の末脚を繰り出し、クビ、1/2馬身差の3着まで追い上げました。「乗り役(内田博騎手)が折り合いを重視したからあの位置取りになったんだろう。さすがに意外だったが、よく届いてくれた」と苦笑交じりに音無調教師は振り返っていましたね。

 その中心視されるオウケンブルースリですが、1週前(15日)は坂路で一杯に追われて、4F56秒2でオープンセサミ(5歳1000万下)にクビ差遅れているんです。手応えには余裕があった。とのことですが。。。「この馬場だから時計が悪いのは仕方ない。まずはしっかり追い切れたことが大事。3000メートルで、これまでと同じような脚を使えるかがポイント」と音無調教師。勝てばデビュー184日目での菊花賞制覇は史上最速。となるのですが、それが何か?と言われざるを得ない今年のメンバー構成。権威ある菊花賞は何処へ行ってしまったのでしょうね。せめて昨年のタイムを上回る結果であって欲しいものです。


 ダイワワイルドボアはセントライト記念を快勝し、有力候補に名乗りを上げましたね。16日にはPコースでラスト1F11秒8と抜群の切れ味をみせて、ダイワアンリ(3歳500万下)に1馬身先着しました。「(ダイワ)メジャーの後継にと期待していた馬がようやく本格化してきた。動きはさらに素軽くなっている」と上原調教師は自信を見せ

ています。
 上がり馬シゲルフセルトは小倉と阪神で3連勝。古馬準OPを突破してきた。「1週前は長めからゆったり時計を出して、長距離戦用に息をつくっています。古馬相手に3連勝はなかなかできませんよ」と中川助手はニヤリと。


 栗東に入厩して意欲的に追われているダービー2着スマイルジャックと、神戸新聞杯4着ベンチャーナインの小桧山勢2騎、安定感は上位のマイネルチャールズ、鞍上・武豊騎手のスマートギアなども侮れない存在です。が、いずれにせよ、4勝馬2頭・連対率5割以上4頭といった堅く収まるならレース前から当てて下さいと用意されたレース。恐らく、驚愕の結果が待っていることでしょうね。