フランス、パリ観光旅行のまとめ
ミドフィフで真FIREし、
楽隠居生活7年目の崇徳院ヴェストです。
パリ旅行の経験から
隠居旅行記、今回のパリ観光旅行を振り返ってみたいと思います。
全仏オープンテニス
予約は半年前から。一番最初に手を付けたのは全仏オープンテニスの予約。
メインコートのカテゴリー1(コンサートで言うSS席)指定席をどうしても押さえたかったから。
スポーツチケット・イベント専門の旅行代理店に問い合わせて予約。
費用は59.4万円。デイセッション2日×(カテゴリー1の2席+レストラン La Divineの2席)
注意点
- チケットを有効にするのにRoland Gyarros 公式アプリが必要。つまりスマホ必須。
- 準決勝・決勝は普通の旅行代理店では予約できない。
航空券
上記の日程を押さえたので、その日程に合う飛行機を予約。これも日程の半年前。
航空機会社(JAL)のサイトから直接予約しました。
航空券を安く手に入れる手段は色々ありますが、テニス観戦の日程を確実に押さえるために。
費用は往復二人分で47万円。
ホテル
この予約も半年前。ホテルのサイトから直接予約しました。
TrivagoとかトラベルコとかBooking.comなどホテル比較サイトも多々ありますが、
私の経験からだと、宿泊したいホテルと日程が決まっているなら直接予約するのが一番安い。
Agodaに関してこんな報道もありましたし。
Google Mapで旅行先を見て、安いホテルを探すのも良い方法ですが、
それは日程の縛りが緩い場合に、ホテル比較サイトと併用して使うのが有効だと思います。
ホテル代は29.8万円でした。
注意点
- 現地で予約内容が変更になる場合がある。私たちの場合、最終日のレイトチェックアウトの時間が17時から14時に早められた。これはホテルグループでグローバル予約を管理しているが、個々のホテルの特別な要素が反映されていないことがあるから。ホテルの立地から全仏オープンテニス時期は14時がチェックアウトの限度だと。この件で2日間マネージャーと話し、€30(5千円)の返金を受けることを条件に14時チェックアウトに合意しましたけど。
旅行保険
加入は5か月前。クレカの付帯保険では、怪我はカバーしてくれますし、
病気に関して現地での食中毒や感染症など現地由来の病気はカバーしてくれますが、
持病というか、本人の体調などの変化の病気(深刻な発作も)はカバーしてくれません。
念のため、旅行医療保険に加入。
費用は二人で2.5万円。
ルーブル美術館・ヴェルサイユ宮殿
観光名所をどのように楽しむかは人それぞれ。予約は2か月前。
私たちの「初めて」と「詳しくない」前提の観光ツアー検索と予約の条件は、
- 日本語ガイド付き
- 半日のツアー
初めてで詳しくない場合、やはり日本語ガイドがとても助かります。
妻は興味があって、ある程度知っていましたが、私には存在しなかった世界。
日本語ガイドで、高校時代の世界史を補完することができました。
費用はルーブルとヴェルサイユ合わせて二人分が7.2万円。
その他
現地での食費や交通費は8.5万円。
費用合計は、二人で約155万円でした。
失敗集
- 現地空港、対面での両替:為替レートが極端に悪く、€1 = ¥267.5422と最悪。事前に調査していたATMでクレカを使って両替すればよかった。
- リムジンサービス(VTC)の予約:予約したハイヤーが迎えに来ませんでした。フランス到着直ぐなので気分は最悪、返金交渉に2週間かかりました。長時間フライト後なので、ホテルまで楽したかったから予約したリモサービス、フランスではVTC(Voiture de Transport avec Chauffeur)だったのに。運転手とのチャット記録(スクリーンショット)を添付して仲介業者に連絡。2週間かけて状況や理由を説明、追加のチャット記録も送って、この返事をもらいました。返金額は€188(3.1万円)。
皆さんがVTCを予約するとき、仲介業者、返金の条件・方法などをよく調べてください。
- ホテルのWi-Fi:iPhoneのセキュリティチェックによると、利用したMercure Paris Tour Eiffel Pont Mirabeau HotelのWi-Fiはサーバー側から通信内容が見えて、共有する他のディバイスから盗み見される可能性がある(セキュリティの低いパブリック設定)とのこと。VPNを使うと通信速度が我慢できないほど遅くなったので、ホテルのWi-Fiを諦め、楽天モバイルの海外ローミングを使ってネットに接続して使用しました。2GBごとに500円とリーズナブルな料金で助かりました。長期滞在や動画を使うなら現地のeSIM購入で利用する方がお得だと思います。
- プライオリティパスで利用できるラウンジの場所:空港に行く前に調べておくべきでした。ブログしたようにCDG空港でプライオリティパスで利用できるラウンジは保安検査前のゲートLにあって、ゲートKの保安検査後に気付いたら、ゲート分岐点まで戻って、保安検査を受け直し。かなりの距離を徒歩で往復しましたよ。
- ひったくり・スリ:CDG空港へ向かうRER(郊外鉄道)の車内、自分たちの目の前で遭遇しました。幸運にも自分たちに被害は及びませんでしたが、駅に停車して発射直前に犯人が隣の席の人の荷物を奪って、閉まりかけているドアから飛び出していきました。あのタイミングの良さから見て、毎日のようにひったくりスリをしているようです。空港からの行き帰りはどう見ても観光客然としてますから狙われやすい。それにスマホを無警戒に軽く手に持っている、パスポートなど出しやすいように用意などしていたら目を付けられやすい。スマホストラップやパスポート・財布の取られにくいバッグなど、いつも警戒が必要です。
パリでの移動手段と料金
これを知っていると便利(2025年)だと思います。
空港 ⇔ パリ市内へのタクシー運賃は決まっています。
シャルル・ド・ゴール空港 ー パリ、セーヌ川右岸 | 56€ (ほぼパリ市の北側) |
シャルル・ド・ゴール空港 ー パリ、セーヌ川左岸 | 65€ (ほぼパリ市の南側) |
オルリー空港 ー パリ、セーヌ川右岸 | 44€ |
オルリー空港 ー パリ、セーヌ川左岸 | 36€ |
ですから正規タクシーでぼったくられる心配はないです。
RER、地下鉄(Metro)、バス
navigo、日本のPASMOとSuicaを足したようなもの。このプラスチックカード€2.00です。
このカードにチャージして使います。
そして、ウォレットのnavigo。
iPhoneしか知りませんが、ウォレットに結び付けることでiPhoneがチケットに。
それにカード代€2.00節約になります。
私はお土産も兼ねてプラスチックカードを買いましたけど。
RER、地下鉄(Metro)、バスすべてに使えます。
しかし、RERはRER、地下鉄は地下鉄、バスはバスを使い切らないと別のチケットはチャージできません。ここが面倒。同時に携帯したいのなら、もうひとつnavigoカードを買うか、追加でウォレットにnavigo(計2枚以上)を入れる必要があります。
RERの空港 ⇔ パリ市内料金は€13.00定額。
地下鉄はパリ市内どこでも€2.50。
バスはパリ市内どこでも€2.00。
今回のパリ観光旅行は、ホテルや飛行機よりテニス観戦が高くつきましたよ。
これも趣味ですから受け入れるしかありません。
それに、行ける機会もそう多くないですから。
皆さんがパリに行くことがありましたら、少しは参考になるでしょうか。
これで隠居旅行、フランス・パリ観光旅行記、全仏オープンテニス2025観戦記を終わります。
Bon voyage❗