
ミドフィフで真FIREし、
楽隠居生活7年目の崇徳院ヴェストです。
このネット記事は東山一悟(とうやま・いちご)さんの『投資で2億稼いだ社畜のぼくが15歳の娘に伝えたい29の真実』という著書の宣伝であるが、用いている《スタンリーの法則》が興味深く、皆さんと共有させてください。
【東山一悟さん会社員、投資家。1969年、東京都生まれ。1991年、筑波大学卒業。同年、メディア企業に入社。2020年、同社を退職。】
彼は現在、資産収入と労働収入で生活する“サイドFIRE生活”を実践中で、投資で資産2億円超を築いた億り人のひとり。東山氏は「億り人には、意外と地味な生活をしている人が多い」という。
引用しているニューヨーク州立大学教授のトマス・J・スタンリーさんの『となりの億万長者 成功を生む7つの法則』(ウィリアム・D・ダンコと共著)の七つの特徴は、
【1】収入よりはるかに低い支出で生活する
【2】資産形成のために、時間、エネルギー、金を効率よく配分している
【3】お金の心配をしないですむことのほうが、世間体を取り繕うよりもずっと大切だと考える
【4】社会人となった後、親からの経済的な援助を受けていない
【5】子供たちは、経済的に自立している
【6】ビジネス・チャンスをつかむのが上手だ
【7】(本人の適性と)ぴったりの職業を選んでいる
如何でしょうか?
皆さんにも当てはまるところはありますか?
さて、そのスタンリーさんの“期待資産額”という考え方と計算方法が興味深い。
これはサラリーマンのような定期的な収入がある人が対象で、無職や投資家はあてはまらない。
“期待資産額” = 年収×年齢×10分の1
現実の資産 ≧ “期待資産額”の2倍なら貯蓄優等生
現実の資産 ≦ “期待資産額”の1/2なら貯蓄劣等生
とても現実的な数式に思える。
例えば、飲食店に勤めるあんずさんは30歳で年収が400万円。期待資産額は1200万円なので、2400万円以上あればお金持ち、逆に600万円以下なら劣等生となる。
自動車メーカーの部長をしている真司さんは50歳で年収が1000万円。すると期待資産額は5000万円だから、1億円以上、つまり億り人になっていればお金持ち。2500万円以下なら資産劣等生だ。
崇徳院ヴェストの場合、30代の自宅購入直後は明らかに劣等生でしたし(純資産がマイナス)、
ミドフィフのFIRE直前はほぼ優等生で、
退職金を受け取り収益物件のマンションを売った直後、まだ会社員だったら優等生でした。
皆さんもご自分の年収と資産額を比較してみては如何でしょうか❓
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