監督:クリスチャン・カリオン
脚本:シリル・ジェリー、クリスチャン・カリオン
主演:リーヌ・ルノー、ダニー・ブーン、アリス・イザーズ、ジェレミー・ラウールト
公開:2023年
パリが舞台のヒューマンドラマ。
マドレーヌは老人ホームへ入ることに決め、自宅を閉じ、入所にタクシーを呼んだ。
迎えに来たタクシー運転手は、生活苦にあえいでいる冴えない中年のシャルル。
不愛想なシャルルに、少し社交的なマドレーヌ。
まっすぐ老人ホームへ行けば、たぶん3時間弱くらいで着くであろう道のりを、
半日以上かけてマドレーヌの足跡を辿ることになる道中に・・・
単なるおしゃべり好きのお婆さんにしか見えない序盤、
生活苦で少しイライラして不愛想なシャルルを話に引き込んでいく。
マドレーヌは自分の人生を少しずつ語っていき、シャルルにも話を促していく。
92歳は、半分の46歳を、孫と同じようだと彼との関係を深めていく。
二人の人生を語り合うだけの映画ともいえるけれど、
どこで波長が合ったのか、思い出話から、お互いを深く知り、心を開き、つながっていく。
老人ホームへ届けた後、シャルルはまた会いに来る約束をし、家でマドレーヌの背景を知る。
約1週間後、老人ホームへ行ってみると・・・
家族とは何なのか、そんな言語化しにくい問いかけに
です。
戦争の時の思い出の場所の通りに、何故か“鯉のぼり”が飾ってあったような・・・
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