ミドフィフで真FIREし、楽隠居生活7年目の崇徳院ヴェストです。
2023年に収益物件を売却し、億り人の末席に加わりました。
確かにFIRE、特に真FIREという生き方は誰にでも推奨できるものではありません。
それは真FIREというのは本当は生き方ではなく、ある生き方のための手段でしか過ぎないから。
FIREの目的は、会社や仕事に関係する人間関係・しがらみから解放され、
労働時間を自分のために使える時間に変えること。
しかし、労働を否定しているわけではない。
では、我妻佳祐さんはどのように捉えているでしょうか❓
【金融庁を経て現在は保険・金融コンサルタントとして活躍。投資初心者~中級者向けにさまざまな罠から身を守る術を伝授する幻冬舎新書『金融地獄を生き抜け 世界一簡単なお金リテラシーこれだけ』を執筆している。】
我妻さんの言っていることで納得できるのは、
- FIREするためにはおよそ1億円を貯めなければいけません。
- それを会社の給料だけで貯めるのは、まず無理。
- FIREの生活は投資なしには成り立ちません。
- 早期リタイアと聞くと、別荘やクルーザーなどを持つお金持ちが悠々自適にゴージャスな日々を過ごすようなイメージがありますが、FIREはそういうものではないのです。
反対に、真FIREしていない彼の言っていることで分かっていないなぁ~と感じるところは、
- 真FIRE生活はかなり忙しいものになるでしょう。常に利回りのよい金融商品を見つけるために情報を集めなければなりませんし、その一方で、投資した商品の値動きをこまめにチェックする必要もあります。たとえば買った株式が値下がりしそうだとわかったら、すぐに売って別の株式を買う。そんな気の休まらない日々が続くのです。それでうまく稼げたとしても、会社で忙しく働くのと何が違うのでしょう?
- 「絶対に投資だけで稼がねばならない」となると、「おいしい儲け話」に飛びつきやすくもなるでしょう。
- 「労働もする。もちろん投資もする」がベストなのです。
- 労働はどんな金融商品よりも高い利回りで運用できます。
- 約40年で3億~4億円もの「資産所得」を低リスクで確実に生み出せる金融商品は、労働以外にはまず存在しません。
- 仕事こそが、誰にとってもメインの「投資先」です。
- 働くことで得る収入で足りない分や、インフレによる貯蓄の目減りなどを、金融で補うのが投資の目的です。
彼は全く真FIREを理解していませんし、
金融庁から脱落した負け惜しみの理論にしか聞こえない。
金融庁に入庁できる資質があったのに、ピケティの法則を理解できないなんて。
“18世紀まで遡ってデータを分析した結果、「r」の資本収益率が年に5%程度であるにもかかわらず、「g」は1~2%程度しかなかったと指摘する。そのため、「r>g」という不等式が成り立つ。
この不等式が意味することは、資産 (資本) によって得られる富、つまり資産運用により得られる富は、労働によって得られる富よりも成長が早いということだ。言い換えれば「裕福な人 (資産を持っている人) はより裕福になり、労働でしか富を得られない人は相対的にいつまでも裕福になれない」というわけだ。”
まぁ、負け組の言うところにも学ぶところはある。
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