監督:白石和彌
脚本:高田亮
主演:阿部サダヲ、岡田健史、岩田剛典、中山美穂、佐藤玲、赤ペン瀧川、大下ヒロト
公開:2022年
原作は、櫛木理宇さんの長編サスペンス小説。
原作を読んでいないので、映画だけの感想です。
猟奇殺人鬼、サイコキラー、サイコパス。
24人を殺害し、9件の殺人で立件され有罪となり死刑判決。
その榛村という男は、いったい何なのか。
ある意味「羊たちの沈黙」のハンニバル・レクター博士より怖い。
彼自体が“病”であり、その聡明さで“病”を伝染“病”に昇華させていく。
本当に怖いのは、映画のエンディングに近づいてくると、
彼が死刑囚として収監されていることさえ計算ではないのかと思えてくる。
榛村は催眠術でも使うかのように周りの人間を操っていく。
静かに恐怖が忍び寄ってくる
です。
サイコサスペンスの秀作ですね。
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