ADKマーケティング・ソリューションズのアンケート調査のまとめです。
関東・関西地区*1の男女15-79歳10,000名以上を対象としていて、
50歳以上を「シニア世代」と定義しています。
そう、崇徳院ヴェストも「シニア世代」です。
私が着目した点は、
> 全年代で男性よりも女性の幸福度のほうが高い
> 70代女性の幸福度は7.03点で一番高い。(7.741ポイントでフィンランドが1位、日本は6.06ポイントで51位)
この表で驚いたのは、70代の方がティーンエージャーよりも幸福度が高いこと。
男性 10代 6.691 < 6.717 70代
女性 10代 6.741 < 7.031 70代
私はティーンエージャーの頃の方が幸せと感じていたけれど、それはまだ60代だからかな。
> 「よりどころにしているもの」
男性は妻で、女性は子ども。
これは今シニアのカップルを想像すると、男性の方が早く他界するし、夫が他界すると、
子どもに頼らざるを得ない側面もあるのかなと推察する。
> 「お金をかけたい商品・サービス」
男性の言う「趣味・こだわり」って何でしょうね。
女性の「家族と仲良く」には「1泊以上の国内旅行」が入っていないみたい。
多分、カップルだけで行くのは面倒で、子や孫と一緒なら楽しいということかな。
> 終活は女性の方が積極的。
身綺麗にしておきたいというのは、女性の方が強く思っているのかな。
“美”は外面だけじゃないからね。
男女での違いをことさら強調するのか、多少違うことが幸福につながると理解するのか、
このライフスタイル・消費行動・メディア接触などの多面的視点から生活者の実態を捉えた、
「ADK生活者総合調査2024」からの『今どきシニアの最新調査結果』は面白い。
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