隠居旅行記、アイスランド編の続きです。
アイスランド9日目の後半、またグルメツアーに参加しました!
この日の観光は、Get Your Guide の「レイキャビク旧港グルメツアー」に。
https://www.getyourguide.jp/reykjavik-l30/tastes-of-iceland-reykjavik-old-harbour-food-tour-t596761/
前回の、死ぬまでにやっておきたいことリスト36 旅行 その32の5にブログした、
「レイキャビク:6 つのテイスティング付きガイド付きグルメウォーキング ツアー」
とは違う趣きのご当地グルメツアーです。
Grandi by Center Hotels のロビーが集合場所。
ツアーガイドさんとご対面。そして説明を聞いてGood Surprise!
この組は私たち夫婦だけの private tour となりました。
あいさつの後、それぞれの自己紹介。
ガイドさんの文化的背景が複雑であることを知りました。
これは、色々な角度の質問でもOKかなと心の中で考えていました。
そして、突然そのロビーでグルメツアーが始まりました。
アイスランドの一般家庭でのお菓子から。ガイドさんの手作りです。
ビスケットやクラッカーの上にアイスランドのジャムや肉野菜を煮込んだものを乗せて。
私たちには異次元の味。アイスランドの日常を感じさせるものです。
そしてロビーを出て町へ。
この壁画はその住宅のおじいちゃんの顔です。ですからGrand Paと呼ばれています。
オーストラリアのGuido van Heltenさんが描いたもの。
彼がこの壁を見つけて絵を描きたいとこの住宅に直談判。
そしたらこの住宅のお父さんが、この家を作ったのはおじいちゃんだから、
おじいちゃんを書いてくれるならいいよと、この絵になったそうです。
このような壁画がムーブメントになり、地元の若者たちも絵を描くように。
これはアパートの間にある通路のようなところの壁。こういった場所はOKだそうです。
HERAKUT – Nylendugataさん & Bakkastigurさんが描いた壁画。
レイキャビクの町並みには壁画が多いです。
ガイドさんが立ち止まったアパートの裏。
何の説明が始まるのだろうと思っていたら、“アパート事情”についてでした。
この写真のアパートのように2階建てが多くて、1階と2階は別の世帯が住むのが普通。
そうすると、裏庭をどう使うかも2世帯で話し合って決めるそうです。
話がまとまればいいですが、まとまらない時も。
まとまらない時は、先ず町内会長、市長と話をするのですが、それでもまとまらないと調停。
それでもダメなら裁判という話でした。
実際は裁判まですることはまれで、どちらかがアパートを出ていくことが多いとか。
ガイドさんのお知り合いの一人もそんな状況になったそうです。
この旧港界隈の町並み探索の後、Datur og Drykkur (食事と飲み物)へ。
こちらはミシュランの星を獲得したレストラン。ここでの食事は無し。残念。
写真も建物だけ。
入って右側は博物館のようになっていて、バイキング衣装で写真も撮れます(要予約)。
左側がレストラン。ちょっと見ただけでは高級じゃなさそうだけど、
Helga Sigurðardóttirさんが1947年に執筆した『Datur og Drykkur (食事と飲み物)』の本の名前から店名を。
ちょっとこだわっている内装も面白そうでした。
次は、LAMB street food へ。
こちらで頂いたのは、Svartur sauður - Black sheep
子羊の肉でburritoが大きくなった感じのお料理。
写真では分かりにくいですが、カットしたもので拳2つ分くらいの大きさ。
柔らかく、ソースが絶妙で美味しかった。
この後、お肉屋さんの Kjötkompaní へ。
たぶん、クリスマスは忙しかったと思います。
次のお店は、Kaffivagninn。アイスランドで一番古いレストラン。
カフェとして始まって、料理を出すようになり、港が移転してからはカフェに戻り、
その後、夕食の為にレストランに戻っていったとか。
鱈の干物、Harðfiskur ハルズフィスクルをバターで食べます。
日本にも鱈の干物はあるので、違和感なく頂きました。ちょっと塩気がきついかな。
そして、シュリンプスープに、Icelandic fish stew gratin 鱈のシチューグラタン。
鱈のさっぱりとソースは濃厚の組み合わせ。レモンを絞ればさっぱりさが勝って食べやすい。
魚料理を堪能できました。
そして次は、Bryggjan Brugghús(ブリッギャン・ブルクフース)。
昔は缶詰工場だった場所。
ここはMicro Breweryもあり、クラフトビールが楽しめます。
私たち二人は飲んでいましたけど、ガイドさんはビールなし。ちょっと可哀そう。
そして、このグルメツアーの最後が Valdís。アイスクリーム屋さん。
デザートですね。
地元のティーンエージャーは放課後や夕食後などこんな店で待ち合わせをして、遊ぶそうです。
夜11時まで開いているので十分しゃべれるのかな。
ガイドさんの娘さんもそんな頃があったとか。
この「レイキャビク旧港グルメツアー」は食べ物中心というより、
旧港の歴史と地域住民の文化を知るところの方に重きを置いているようでした。
ただご当地グルメを多く味わいたい方には物足りないと思います。
私にとっては初めての地アイスランドの、
ネットだけでは分からない文化に、短時間でも触れられたことがよい体験でした。
さて、これでアイスランド9日目も終わりそうですが、
その6のブログに書いたように、夜はオーロラツアーに出かけて・・・見れなかった・・・
隠居旅行記、アイスランド編、続きます。
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